beautypg.com

Enerpac GT-Series User Manual

Page 132

background image

132

図15、ネジ込みプラーの回し上げ

図16、

「ブレークルース(解放)」圧力の特定

図17、

ナットの回し上げ

図18、除圧 ‒ ナットのテンショニング減圧

7.3

テンショナ減圧指示

- 100%

カバー

(

各スタッドに取り付けら

れたテンショナ

)

重要: 以下の手順を開始する前に、セクション7.0の冒頭の注意事項

と指示を読んでください。セクション2.1と2.2に記載されている安全

情報も参照してください。

注: 図を見やすくするために、図

15-18

にはテンショナに接続され

た油圧ホースを

1

本のみ示しています。

1.

テンショナをテンショニングを減圧するスタッドに組み立て、油
圧ホースを接続します。テンショナの取り付けおよびホース接
続の指示の詳細については、セクション6.1と6.2を参照してくだ

さい。

2. 油圧をかける前に、必要に応じて各スタッドのネジ込みプラー

を回して上げて、全後退位置に戻したピストンとネジ込みプラ
ー間のすき間をおよそ5 mm[3/16 inch]にします。図15を参照

してください。

3. ポンプを操作して、テンショナをおよそ70 bar[1000 PSI ]まで加

圧します。オイル漏れを点検します。

警告: 以下のテンショナ減圧手順では、油圧を最大許容油
圧1500 bar[21,750 psi]よりも低く保ち、加重がスタッドの
張力を超えないようにします。

4.

漏れが見つからなければ、ポンプの操作を続けます。油圧の値
が「ブレークルース(解放)」に達するまで、ゆっくりと昇圧します。

この圧力でテンショナのナットの内1個が緩み始め、

トミーバー

を使用して手で回すことができます。

この圧力を参照値として

記録します。図16を参照してください。

5. 手順4で記録した「ブレークルース(解放)」圧力よりも約5パーセ

ント油圧を上げてから、ポンプを停止します。

6.

圧力を一定に保ちながら、第1テンショナのナットを回して上げ

て(緩めて)、ナットとジョイント面の間のすき間をおよそ3-4

mm[1/8 inch]にします。図17を参照してください。

注: 手順6のすき間寸法が手順2のすき間寸法を超えないようにして

ください。

7.

残りのすべてのスタッドで手順6を繰り返します。

注意: ナットが回らない場合、5パーセントの増分で油圧を
上げます。ただし、油圧は1500 bar[21,750 psi]以上に上げ
ないでください。スタッドの張力を超える荷重をかけない

でください。

8.

ポンプ圧力逃し(タンク還流)弁をゆっくり開きながら、油圧を解
放します。オイル圧力計がゼロ(0)bar/psiを指していることを確
認します。図18を参照してください。スタッドのテンショニング
が完全に減圧された状態になります。

9. ピストンが全後退位置に戻るまで、ネジ込みプラーを回して下

げます。油圧ホースの接続を外し、

ダストキャップ(図示なし)を

取り外したカプラに付けます。テンショナをスタッドから取り外

します。

5mm[3/16 inch]

注: 油圧をゆっくり上
げながら、

ナットを回

して上げします。

ナッ

トが回り始めたら、

「ブ

レークルース(解放)」

圧力(B1)が達成され

ています。

B1 = ブレークルース(解放)圧力

3-4 mm[1/8 inch]

B2 =

ブレークルース

(

解放

)

圧力

(B1) + 5

パーセント

PRESSURE

RELEASE

OPEN

PRESSURE

RELEASE

CLOSED

PRESSURE

RELEASE

CLOSED

PRESSURE

RELEASE

OPEN