説明シート, シリーズ油圧テンショナ – Enerpac GT-Series User Manual
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GT
シリーズ油圧テンショナ
説明シート
L2714 Rev.
B 11/09
POWERFUL SOLUTIONS. GLOBAL FORCE.
本製品の修理部品表は、エナパックのウェブサイト、www.enerpac.
com、最寄りの正規エナパックサービスセンターまたはエナパック
営業所で入手することができます。
1.0
納品時の重要指示
全ての部品に運送中の損傷がないか目視で確かめてください。運送
中の損傷は保証されません。運送中の損傷が見つかった場合、すぐ
に運送業者に連絡してください。運送中に生じた損傷については、
運送業者が修理費や交換費を全て負担します。
2.0
安全事項
2. 1
般的な油圧安全注意事項
指示、警告、注意は必ずよくお読みください。安全注意
事項に従って、
システム操作中に人身事故や器物破損
が起こらないようにしてください。エナパックは、不安
全な製品の使用、保守の不足、製品及び/又はシステムの不正な操
作から生じる損傷や怪我には責任を負いません。安全注意事項及
び操作に関して疑問点があれば、エナパックまでお間い合わせくだ
さい。高圧油圧の安全に関する訓練を受けたことがない場合、無料
のエナパックハイドロリック安全コースについて、担当の販売店又
はサービスセンターにお問い合わせください。
以下の注意及び警告に従わない場合、装置破損や人身事故の原因
となる恐れがあります。
注意は、装置やその他器物の破損を防止するための、適正な操作や
保守手順を示す場合に使われます。
警告は、人身事故を予防するために適正な手順や心得が必要な潜
在的な危険性を示します。
危険は、重傷や死亡事故の原因となる恐れがある禁止行為又は必
須行為を示します。
警告:油圧機器を取り扱う際は、適切な保護用具を装着し
てください。
リリーフバルブは、ポンプの最大定格圧力以上の高圧に設
定しないでください。高圧に設定すると、装置の破損及び/
又は人身事故の原因となる恐れがあります。
警告:システムの使用圧力は、
システム内の最低定格部品の
圧力定格を超えないようにしてください。圧力計をシステム
に取リ付けて、使用圧力をモニターしてください。システム
の監視は、各自が行ってください。
注意:油圧ホースを損傷させないでください。油圧ホース
は、敷設時に折り曲げたりねじったりしないでください。折
れ曲がったりねじれたホースを使用すると、大きな逆圧が発生しま
す。ホースを折れ曲がったりねじれたままにしておくと、ホースの内
部が損傷して、早期故障を引き起こします。
ホースの上に重いものを落とさないでください。強い衝
撃によって、ホース内部のワイヤストランドが損傷する
恐れがあります。損傷しているホースに圧力をかける
と、破裂する恐れがあります。
重要:油圧装置は、ホースやスイベルカブラを使って持ち
上げないでください。安全に移動させるために、キャリン
グハンドルやその他の手段を用いてください。
注意:油圧装置は、火気や熱源から離してください。過
熱によって、パッキンやシールが柔らかくなり、液漏れ
が生じます。
また、熱によって.ホース材やパッキンが劣
化します。最適な性能を保つには、装置を65℃(150°
F)以上の温度
にさらさないでください。ホースやシリンダに対する溶接スバッタは
避けてください。
危険:加圧されているホースには.触れないでください。加
圧状態のオイルが漏れて皮膚に浸透すると、重大な人身
事故の原因となります。オイルが皮膚下にしみ込んだ場
合,すぐに医師の診断を受けてください。
重要:資格を持った油圧技術者以外は、ポンプあるいはシ
ステム構成品の点検修理を行わないでください。点検修理
についてはお近くの正規エナパックサービスセンターにご
連絡ください。保証を受けるためには、必ずエナパックオイルを使用
してください。
警告:摩耗したり損傷した部品は、直ちにエナパックの純正
部品と交換してください。市販の標準部品は、破損して人身
事故や器物破損の原因となる場合があります。エナパック製
の部品は、高荷重に適合および耐えるように設計製造されていま
す。