beautypg.com

Enerpac GT-Series User Manual

Page 125

background image

125

4.1

最大ストローク表示

最大許容テンショナストロークは、ピストン周囲の黄色に塗られた
溝で目視確認できます。

テンショナ手順の最中は、最大ストローク表示の監視を続けてくだ
さい。表示を目視確認できれば、

システムの加圧を即停止します。

テンショナ手順の最中、目的の油圧に達する前に最大ストローク表
示が目視確認された場合、ポンプを停止して、テンショナのナットを
締めて油圧を解放します。次に、ネジ込みプラーを回して下げ、ピス

トンをテンショナに戻します。

適正なテンショニングを確保するために、目的の油圧に達する前に
最大ストローク表示が目視確認された場合、必ずテンショニング段
階を繰り返して(もう一度やり直して)ください。

警告:最大ストローク表示が目視確認された後にシステム
を加圧し続けると、高圧油圧オイルが漏れる原因となりま
す。加圧された油圧オイルが噴き出して皮膚を貫通する

と、重大な人身障害の原因となります。最大ストロークを超えると、テ

ンショナ構成部品およびジョイントが損傷する原因となります。

最大ストローク表示

(黄色の溝)

図3、最大ストローク表示

5.0

準備

5.1

油圧オイル

オイルの要件は、ポンプのモデルおよびタイプによって異なります。
オイルの仕様については、各ポンプの取扱説明書を参照してくださ
い。Enerpac純正油圧オイルを使用していない場合、保証が無効に
なることがあります。

5.2

ホースおよび継手

サーキットで使用されるすべての油圧ホースおよび継手の定格は、
テンショナの最大作動圧力(1500 bar [21,750 psi])と同じまたはそれ
以上でなければなりません。

安全かつ確実な操作を確保するために、Enerpac認定の高圧ホース
の使用を強くお勧めします。使用できるホース、継手および関連付
属品の一覧表は、Enerpac Bolting Solutions Catalog(Enerpac ボル
ティングソリューションカタログ)に掲載されています。

図2、テンショナの主な構成部品

キー::

1

ネジ込みプラー

2 –

ピストン

3 –

本体

4 -

カプラ、

メス形

5 -

カプラ、オス形

6 –

ブリッジ

7 –

ソケット

8 –

トミーバー

図1、テンショナのデータ

注:テンショナの「ロー

ドセル」には、部品2、

3、4、5(組み立て式)が
含まれています。