Enerpac GT-Series User Manual
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図13、テンショナの配置、第2パス ‒ 標準 (50%テンショナカバー)
図14、第1パスのテンション再点検 (50% テンショナカバー)
図12、テンショナの配置、第1パス ‒ 標準 (50 %テンショナカバー)
18.
「第2パス」圧力「B」に達したら、ポンプを停止します。ポンプ停
止後、オイル圧力計を再点検します。圧力が(増減せずに)安定し
ていることを確かめてください。各テンショナのナットとジョイン
ト面の間にネジ部が見えます。図7を参照してください。
19. 圧力を一定に保ちながら、
トミーバーを使用して第1ソケットと
ナットを手で回して下げます。
ナットがジョイント面にしっかりと
密着するまで、締め続けます。図8、9を参照してください。
20. サーキットの残りの「第2パス」テンショナに手順19を繰り返しま
す。
21. ポンプ圧力逃し(タンク還流)弁をゆっくり開きながら、油圧を解
放します。オイル圧力計がゼロ(0)bar/psiを指していることを確
認します。図10を参照してください。
22. サーキットの各テンショナのピストンストロークを点検します。
必要に応じて、ピストンがテンショナ本体の全後退位置に戻る
まで、ネジ込みプラーを回して下げます。図11を参照してくださ
い。
23. 手順16∼22(2回目)を(圧力「B」に)繰り返します。
24. 手順16∼22(3回目)を(圧力「B」に)繰り返します。
25. オプションの点検として、締め付けられた最初の50%のボルト
(「1」の番号が付けられたボルト)で過度な荷重がなくなってい
るかどうかを確認します。
a. テンショナを対角線上にある任意の2つの「第1パス」ボル
ト(「1」の印)に組み立てます。図14を参照してください。
b. 油圧ホースを接続します。
c. 「第2パス」圧力「B」をかけます。
d. トミーバーを使用して、
これらのボルトのナットを手で締め
付けます。
• ナットがそれ以上回らなければ、テンショニングは完了
です。油圧を解放します。手順26に進んでください。
• ナットが回る場合、テンショナを残りの「第1パス」ボルト
(「1」の印)に再取り付けて、手順16∼22の説明に従って
「
第2パス」圧力「B」をかけてナットをもう一度回して下げ
ます。
26. オイル圧力計がゼロ(0)bar/psiを指していることを確認します。
圧力が示されたら、ポンプ圧力逃し(タンク還流)弁を開きなが
ら、油圧をゆっくり解放します。
27. ピストンが全後退位置に戻るまで、ネジ込みプラーを回して下
げます。油圧ホースの接続を外し、
ダストキャップ(図示なし)を
取り外したカプラに付けます。テンショナをスタッドから取り外
します。
圧力「A」をかける(「1」の番号を
付けたすべてのスタッド)
圧力「B」をかける(「1」の番号を付けた対角線
上にある2つのスタッド)
圧力「B」をかける(「2」の番号を付け
たすべてのスタッド)