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Enerpac GT-Series User Manual

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13.

オプションの点検として、4回目の油圧をかけてナットをもう締
め付け直します。

ナットがそれ以上回らなければ、テンショニングは完了です。
油圧を解放します。手順14に進んでください。

ナットが未だ回る場合、回らなくなるまで手順4∼10を繰り返

します。過度に回る場合、ジョイントに問題があるかもしれな

いため、注意が必要です。

14. オイル圧力計がゼロ(0)bar/psiを指していることを確認します。

圧力が示されたら、ポンプ圧力逃し(タンク還流)弁をゆっくりと
開きながら、油圧を解放します。

15. ピストンが全後退位置に戻るまで、ネジ込みプラーを回して下げ

ます。油圧ホースの接続を外し、

ダストキャップ(図示なし)を取

り外したカプラに付けます。テンショナをスタッドから取り外し

ます。

7.2

テンショニング指示 - 50%カバー(テンショナをスタッド1つおき
に取り付け)

IMPORTANT: Read precautions and instructions at beginning of
Section 7.0 before beginning the following steps. Also refer to
safety information contained in sections 2.1 and 2.2.

1.

ジョイントを正しく位置合わせしてください。

2. 後の作業で参照するために、1つおきに各ボルトに「1」、

「2」

番号をつけます。

3. テンショナを「1」の番号を付けたスタッドに組み立て、油圧ホ

ースを接続します。標準的なテンショナの配置については、図
12を参照してください。その他のテンショナの取り付けおよび

フックアップの指示について、セクション6.1と6.2も参照してく

ださい。

4. 「第1パス」圧力「A」値を特定します。

この値は、ボルト締めの経

験があり、資格を持つエンジニアによって、計算されなければな

りません。

注:

1」の番号を付けたボルトのテンショニングに使用した圧力

「A」の値は、後で「2」の番号を付けたボルトを締め付けるのに

使用される圧力「B」の値よりも大きいのが通常です。

これによ

り、100%カバー以下のテンショニングで発生する、余分な荷重

喪失を補います。

5. ポンプを操作して、テンショナをおよそ70 bar[1000 PSI]まで加

圧します。オイル漏れを点検します。

6. 漏れが見つからなければ、ポンプを再始動して手順4で特定し

た「第1パス」圧力「A」の値までテンショナを加圧します。加圧中
は、テンショナのストロークと油圧を常に監視し続けてくださ
い。

7. 「第1パス」圧力「A」に達したら、ポンプを停止します。ポンプ停

止後、オイル圧力計を再点検します。圧力が(増減せずに)安定し

ていることを確かめてください。各テンショナのナットとジョイ
ント面の間にネジ部が見えます。図7を参照してください。

8. 圧力を一定に保ちながら、

トミーバーを使用して第1ソケットと

ナットを手で回して下げます。

ナットがジョイント面にしっかりと

密着するまで、締め続けます。図8、9を参照してください。

9. サーキットの残りの「第1パス」テンショナに手順8を繰り返しま

す。

10. ポンプ圧力逃し(タンク還流)弁をゆっくり開きながら、油圧を解

放します。オイル圧力計がゼロ(0)bar/psiを指していることを確
認します。図10を参照してください。

11. サーキットの各テンショナのピストンストロークを点検します。

必要に応じて、ピストンがテンショナ本体の全後退位置に戻る

まで、ネジ込みプラーを回して下げます。図11を参照してくださ

い。

12. 手順5∼11(2回目)を(圧力「A」に)繰り返します。

13. 手順5∼11(3回目)を(圧力「A」に)繰り返します。

14. テンショナを残り50%のボルト(「2」の番号が付けられたすべて

のボルト)に進めます。図13を参照してください。

15. 「第2パス」圧力「B」値を特定します。

この値は、ボルト締めの経験

があり、資格を持つエンジニアによって、計算されなければなり

ません。

注: 圧力「B」の値は圧力「A」の値よりも小さいのが通常です(詳細

については、手順4以降の注意を参照)。

16. ポンプを操作して、テンショナをおよそ70 bar[1000 PSI]まで加

圧します。オイル漏れを点検します。

17. 漏れが見つからなければ、手順15で特定した「第2パス」圧力「

B」の値までテンショナの加圧を続けます。加圧中、テンショナの

ストロークと油圧を常に監視し続けてください。

図11、ネジ込みプラーの回し下げ(必要に応じて)

10

ナット回し下げ後の除圧

PRESSURE

RELEASE

OPEN

PRESSURE

RELEASE

OPEN