beautypg.com

Enerpac ATP-Series User Manual

Page 96

background image

96

警告:メンテナンスや修理を開始する前に、オイル還流弁

を開き、空気閉止弁を閉じてください。空気および油圧ラ
インの接続は、必ずポンプから外してください。圧力計が

ゼロ(0)bar/psiを指していることを確認します。

7.1

エアフィルタ

エアフィルタエレメントは、汚れていたり、空気流が著しく低下して
いる場合、新品と交換します。部品については、図9を参照してくだ
さい。

7.2

フィルタボウルの水抜きポート

フィルタボウルは、水位がボウルのおよそ1/3に達すると、自動的に

水抜きを行います。自動水抜きを有効にするには、ボウルを1.5
bar[22 psi]またはそれ以上に加圧してください。必要に応じて、1/8

″BSPP継手付きの水抜きホースをボウルの水抜きポートに接続で

きます。

自動水抜きが機能しない場合、ボウルアセンブリ全体を交換しま

す。部品については、図9を参照してください。

重要:自動水抜きアセンブリの損傷を防ぐため、水抜きポートのナッ

トは緩めないでください。ボウルには、手動の水抜き弁は付いてい

ません。手動で水抜きする場合、空気供給源を遮断して、ボウルを外

して残水を抜きます。

7.3

エアマフラ

エアマフラは定期的に点検します。ほこりやオイルの残りは、布でふ
き取ります。マフラが詰まっている場合やポンプの騒音が著しく増

している場合、新品に交換します。部品の位置については、図8参照
してください。

7.4

オイル交換

Enerpac HF

オイルは、鮮やかな青色です。ポンプのオイルと新品の

Enerpac

オイルの状態を比べて、オイルの汚れ具合を頻繁に確認し

てください。一般的に、250時間毎、

または汚れやすい環境で使用し

ている場合はこれよりも短期間でオイルタンクからオイルを完全に

抜いて洗浄します。
以下の手順に従って、オイルを交換します。図8を参照してください。
1.

タンクの出口弁を閉じます。

2

. 油圧フィルタのオイルホースを外します。ホースの開放端に適

当な容器を用意します。

3

. タンク出口弁を開きます。オイルを容器に移します。使用済み

オイルは、適用規則および法律に従って廃棄してください。

4

. 油圧フィルタアセンブリを分解します。油圧フィルタエレメント

をクリーニングして再取り付けします(または交換します)。詳細
については、図7.5を参照してください。

5

. オイルホースを油圧フィルタに再取り付けします。空気の混入

や1.

タンクの出口弁を開きます。セクション4.4の指示に従っ

て、ポンプのプライミングを行ってください。

7.5

油圧フィルタ

オイル交換時には、必ず油圧フィルタエレメントを外して点検しま
す。エレメントをクリーニングして、良好な状態であれば再使用して

ください。エレメントが損傷していたり、3回以上クリーニングを行っ

ている場合は、新品と交換してください。ポンプ性能が著しく低下し
ている場合、エレメントを点検してください。部品については、図

10を参照してください。

9、エアフィルタボウルの詳細

10 油圧フィルタの詳細

キー:

1.

自動水抜きボウルアセンブリ(Camozzi 部品番号C238-F11/3)

2.

バッフル/エレメントアセンブリ(Camozzi 部品番号60W3302-0035)

3.

フィルタエレメント、25ミクロン(Camozzi 部品番号70-3302-0034)

4. O

リング

5.

ハウジングアセンブリ

6.

自動水抜き(部品#1に付属)

注:詳細については、
www.camozzi.com

を閲覧してください。

キー:

1.

エンドキャップ

2. Oリング
3. スプリング
4. ハウジング
5. スプリング
6. エレメント、90ミクロン(Arrow部品番号EK9052V-90)
7. ガスケット

オイル出口

オイル入口

注:詳細については、

www.arrowpneumatics.com

を閲覧してください。