オーディオ設定, オーディオ設定 100, Audio – Bowers & Wilkins DB1 User Manual
Page 110: Room eq, Inputs low-pass presets

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6.3. オーディオ設定
オーディオの設定手順を実行して、DB1と関連システム
を介したオーディオ再生の設定を行います。
DB1の設定ホームメニューからAudioを選択すると、上
記のメニューが表示されます。
4つのメニュー項目は以下のように機能します。
Room EQ
PCのSubApp™アプリケーションによる室内のレスポ
ンス解析に従った室内補正EQを適用することができま
す。デフォルトのEQカーブはフラットに設定されていま
す。DB1にEQカーブをアップロードしていない場合、また
は有効なカーブがアップロードされている場合は、Inを選
択します。室内でDB1の位置を移動したことでアップロー
ド済みのカーブが無効になっている場合にのみ、Outを
選択してください。デフォルトではInに設定されています。
Inputs
モノ(バランスおよびアンバランス)入力およびステレオ
入力のSensitivity(感度)、Gain(ゲイン)、Polarity
(極性)を構成できます。システムにどちらか1つの入力
だけを接続している場合は、両方の入力を構成する必要
はありません。
感度の設定
SensitivityとGainを個別に調整することで、DB1
のSN比性能を最適化することができます。最初に、
次の表に示すソース機器の既定の出力レベルを反
映するようにSensitivityを設定します。
ソースの出力レベル
DB1の感度
0.5V以下
+6dB
1.0V
0dB
2.0V以上
-6dB
フロントパネルのLEDが大音量時に赤で点滅する
場合は、入力がオーバーロード(過入力)であること
を示します。この場合は、感度を一段階下げ、それ
を補うためにゲインを6dB上げます。殆どのソース
機器の出力レベルは1Vなので、DB1の初期設定は
0dBとなります。
ゲインの設定
Gainを設定して、サブウーファーの出力レベルと
システムの他のスピーカーとのバランスをとること
ができます。DB1をホームシアターシステムで使用
し、AVプロセッサーのLFE出力端子に接続する場
合は、プロセッサーのスピーカーレベルの設定手順
の実行時にDB1と他のスピーカー間のバランスが
調整されます。この場合、DB1のGainは0dBに設
定する必要があります。デフォルトでは0dBに設定
されています。
従来のステレオスピーカーの低音性能を強化する
ためにDB1 を使用する場合は、Gainのパラメータ
は音を聴きながら設定する必要があります。この場
合、DB1と他のメインスピーカー間のレスポンスの
オーバーラップを回避するためにLow-Passフィル
ターを構成する必要があります。適正なゲインレベ
ルを判断する前に、後述の「Low-Pass」を参照し、
必ずこの作業を行ってください。
デフォルトではゲインは0dBに設定されており、こ
れを開始点として使用する必要があります。DB1が
作動したら、各種の音楽を注意深く聴き、必要に応
じて設定を調整します。ある楽曲において正しく聞
こえるGain設定が、他の曲では大きすぎたり小さ
すぎたりする場合があるので、さまざまな音楽を聴
くことが重要です。音楽バランスの感知はボリュー
ムレベルによって変化するので、実際のボリューム
レベルで試聴してください。目標は、大部分の音楽
に対して適切なGain設定を見つけることです。
注意: DB1の音量は、いつでもボリュームトリム
機能を使用して一時的に調整できます。
注意: サブウーファーとメインスピーカー間の適
切なバランスを取ることが難しい場合は、ロー
パスフィルターのフェーズ調整をすると効果的
であることがあります。
極性の選択
DB1の信号のPolarityは、それぞれの入力に
対して個別に選択できます。多くの場合、極性は
Normal(通常)に設定する必要があります。しか
し、メインスピーカー用のパワーアンプが、反転信
号を出力している場合、Inverted(反転)を選択し
て下さい。デフォルトではNormalに設定されて
います。
Audio
Room EQ
In
Inputs
Low-Pass
Presets