1 ループインモードでの接地条件 – HEIDENHAIN PWM 20 User Manual
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PWM 20
取扱説明書
ja
119
TTL インタフェース (境界位置付き) および HTL イン
タフェース
ピン
機能
1、3、7、9、11、14 インクリメンタル信号
2、4、10、12
電源供給
3、13、15
/
6、8
リミット信号
(測定装置によってサポートされてい
る場合)
TTL および HTL の信号割当ては、参照 "N"。
コネクタ X4
DRIVE-CLiQ の信号割当ては、参照 "P"。
測定装置アウトプット X2
本装置の測定装置インプット X1 は、測定装置アウトプッ
ト X2 に電気接続されています。 アウトプットの信号また
はピン割当ては、インプットのそれぞれの信号に一致しま
す (タップまたはアクティブに模倣)。
信号のガルバニック絶縁は行われません。 電源供給配
線およびセンサー配線は、それぞれの作動モードに応じ
て、V2.6 以上の ATS ソフトウェアによって切り替えら
れ、接続することができます (以下の例を参照)。 装置か
ら発生する供給電圧は、X2 には印加しないようになってい
ます。
例 1
– 装置がループスルーモード (測定装置は後続のエレ
クトロニクスによって電源供給される) または ATS ソフト
ウェアで始動されない場合:
例 2
– 装置が X1 を介して測定装置に電源供給する場合:
測定装置のケーブルの接続
測定装置を対応する接続部にしっかり接続します。
ねじ付きプラグの場合:ねじを強く締めすぎないように
注意します。
コネクタ (測定装置インプット X4) に機械的な負荷を
かけないでください。
使用しないピンまたは線に接続しないでくださ
い。
4.4.1 ループインモードでの接地条件
装置には、内部の広範囲電源が装備されています。 その
ため、装置のハウジングとも接続されている保護接地導体
(PE) が必要です。 装置が NC 制御機械の制御回路内に組
み込まれる場合、装置が追加の接地点となり、シールドコ
ンセプトが変化します。
このことは、以下の対策によって防止できます:
装置に絶縁トランスから電源供給する、または
装置に DC 24 V の電源を供給する
装置の測定データを評価するため、PC を装置の USB イン
タフェースに接続します。 通常、PC では 0 V と保護接地
導体とが互いに接続されています (USB も)。 装置が NC
制御機械の制御回路内に組み込まれる場合、0 V 接続の条
件も変化します。
このことは、以下の対策によって防止できます:
バッテリーで作動するラップトップを PC として使用す
る、または
保護接地導体のない電源付きラップトップを使用する