Davinci resolve 10とlive grading, お気に入りのサードパーティ製ソフトウェアの使用 – Blackmagic Design DeckLink Studio 4K Capture & Playback Card User Manual
Page 82
お気に入りのサードパーティ製ソフトウェアの使用
82
DaVinci Resolve 10
使用したいフォーマットを「Video capture and playback」メ
ニューから選択
DaVinci Resolve 10とLive Grading
Desktop Video 10を使用すると、 UltraStudio 4KおよびDeckLink 4K Extremeでの同時キャプチャー・再生が可
能です。 入力・出力にそれぞれ別のデバイスを用意する必要がなくなるため、 この機能はDaVinci Resolve 10でLive
Grading機能を使用するユーザーにとって非常に便利です。
オンセットでLive Gradingを使用する場合は、 カメラの出力をBlackmagicハードウェアの入力に接続します。 さらに
Blackmagicハードウェアの出力をオンセット・モニターに接続して、 グレーディングの評価と確認が可能です。
セットアップ
ステップ 1.
DaVinci Resolveを起動してPreferencesメニューから「Video I/O and GPU」タブを選択し、
「For
Resolve Live use」オプションからお使いのハードウェアを選択します。 設定を保存し、 Resolveを再起動
して変更を適用させます。
ステップ 2.
Project Settingsウィンドウからプロジェクトを開始し、 解像度(Resolution)とフレームレート(Frame
Rate)をお使いのカメラに合わせて設定します。
ステップ 3.
Project Settingsウィンドウの「Deck Capture and Playback」タブで、
「Video capture and
playback」メニューからフォーマットを選択します。
ステップ 4.
EditページのTimelineウィンドウを右クリックし、
「Create New Timeline」を選択します。
ステップ 5.
Colorメニューで、
「Resolve Live On/Off」を選択します。 ビューアにライブビデオが表示され、
「Resolve
Live」ボタン(明るい赤色)がビデオ上部に表示されます。
Resolve Liveを使用する
ステップ 1.
Resolve Liveモードでは、
「Freeze」ボタン(雪の結晶のアイコン)で現在受信中のビデオフレームをフリー
ズできるため、 撮影中に生じる動きに気を取られることなくグレーディングが行えます。 調整が済んだら、
再生を再開してスナップショットの取り込みに備えられます。
ステップ 2.
満足できるグレーディングが得られたら、
「Snapshot」ボタン(カメラのアイコン)をクリックして、 現在
ビューアに表示されているスチルのスナップショット、 受信タイムコードの値、 作成したグレーディングをタ
イムライン(Timeline)に保存できます。 スナップショットは、 ワンフレームのクリップです。
Resolve Liveについての詳しい説明は、 DaVinci Resolve 10マニュアルを参照してください。