Apple final cut pro x, お気に入りのサードパーティ製ソフトウェアの使用 – Blackmagic Design DeckLink Studio 4K Capture & Playback Card User Manual
Page 71
お気に入りのサードパーティ製ソフトウェアの使用
71
Apple Final Cut Pro X
Apple Final Cut Pro X
10.0.4以降のFinal Cut Pro X に搭載されるブロードキャストモニタリング機能を使用して、 Blackmagicビデオハード
ウェアでビデオを出力することができます。 また、 Final Cut Pro Xのインターフェースに2台のコンピューターモニターを
使用することも可能です。
Final Cut Pro Xのセットアップ
ステップ 1.
Mac OS X Mountain LionまたはMarvericksの最新バージョンで、 10.0.4以降のFinal Cut Pro Xを起
動します。
ステップ 2.
システム環境設定を開き、 Blackmagic Designをクリックします。 設定(Settings)タブに行き、
「ビデオ規
格設定(Set default video standard as)」を、 Final Cut Pro Xプロジェクトで使用するのと同じ規格に
設定します(例:HD 1080i59.94)。 規格は、 クリップのビデオフォーマットと同一のものにします。
ステップ 3.
Final Cut Pro Xを起動し、 新規プロジェクトを作成します。
ステップ 4.
新規プロジェクトに名前をつけて、 保存場所を指定します。
ステップ 5.
「ビデオのプロパティ」で「カスタム」を選択します。 さらにフォーマット、 解像度、 レートを、 Blackmagic
Design Desktop Videoの環境設定で設定したデフォルトのビデオ規格と合わせて設定します。
ステップ 6.
「オーディオとレンダリングのプロパティ」を「カスタム」に設定します。
「オーディオチャンネル」を「ステレオ」
に、 または6チャンネル・オーディオを使用する場合は「サラウンド」に設定します。
「オーディオサンプルレー
ト」を、 テレビのレートである48kHzに設定します。
「レンダリングフォーマット」は、 使用するビデオクリップ
と同じフォーマットに設定します。 Final Cut Pro XのデフォルトはProRes圧縮になっていますが、 非圧縮
ワークフロー用に非圧縮10-bit 4:2:2に切り替えることも可能です。
「OK」をクリックして、 新規プロジェク
トの作成を終了します。
ステップ 7.
Final Cut Proメニューを開き、
「環境設定」を選択して「再生」タブをクリックします。
「A/V出力」メニューに
「Blackmagic」が選択されていることを確認し、 自分のプロジェクトと同じビデオ規格が選択されているこ
とを確認して環境設定を閉じます。
ステップ 8.
「ウィンドウ」メニューで「A/V出力」を選択し、 Blackmagicビデオハードウェアからのビデオ出力を有効に
します。
お使いのBlackmagicビデオハードウェアを介してオーディオをモニタリングしたい場合は、 「システム環境設定」を開
いて「サウンド」アイコンをクリックし、 「出力」タブでサウンドの出力に「Blackmagic Audio」を選択します。.
ステップ 6. 「オーディオとレンダリングのプロパティ」を「カスタ
ム」に設定
ステップ 2. システム環境設定で、 Final Cut Pro Xで使用するプ
ロジェクトと同じビデオ規格をデフォルトに設定