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Tomei Powered ARMS M8260 User Manual

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ブーストを上げると燃焼圧力も高くなります。その場合、ノーマルヘッドガスケットのままだと
いわゆるガスケット抜けを起こす可能性があります。メタルタイプに変更することでシール性能を高める
ことができます。かけるブーストによってガスケット厚を変更し、圧縮比調整を行ってください。
また、RB26の場合、スロットル、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドのガスケットは非常に
弱いため、同時にメタルタイプへ変更することをお薦めします。

目標馬力×5.9÷気筒数=1気筒あたりが必要とする毎分吐出量
安定した霧化状態を確保するために、インジェクター容量の80~90%で使用するのが理想となります。

インジェクター容量×気筒数×0.06=必用とする毎時吐出量(フューエルポンプ容量)
ポンプの追従性を考慮し、80~90%位で使用出来るように選択してください。

燃料ポンプの変更に伴い、燃圧の調整が必用です。イニシャル燃圧は、大気圧で3kに設定します。

エアフロメーターを活かす場合は、純正交換タイプをお薦めします。

上限の目安として、純正エアフロが450~480ps、nismo製エアフロが700ps位です。

エアクリーナー

高効率タイプ

サクシ ンパイプ

高効率タイプ

ヘッドガスケット

メタルへ変更

推奨 : TOMEI ガスケットコンビネーション

エアフロ

必要燃料ポンプ容量

M7655 : 240L/h以上(燃圧3kg/cm

2

時) 推奨 : TOMEI 276L/h

M8265 : 推奨 : TOMEI280L/h(燃圧3kg/cm

2

時)

M7655 : 600cc以上 推奨 : TOMEI700cc

M8260 : 700cc以上

必要インジェクター容量

燃圧レギュレーター

M7655 : 調整式に変更が必要 推奨 : TOMEI TYPE-S

M8260 : 調整式に変更が必要 推奨 : TOMEI TYPE-L

M7655 : nismo製エアフロもしくはエアフロレス

M8260 : エアフロレス

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高ブーストをかけた場合、純正サクションでは変形等が起こる場合が有ります。
これを交換することで吸入効率を良くすることが出来ます。

タービンで加圧された空気は、圧縮されてエンジンへと送り込まれます、その際、圧縮された空気は熱を
持ち膨張してしまいます。そうすると折角過給された空気密度も下がり、燃焼効率が悪くなり本来の性能が
出せません。そこで、タービンとエンジンの間にインタークーラーを設け、圧縮された空気を通し、
インタークーラーに走行風を当てることで、熱を奪うシステムです。こうすることで、密度の高い圧縮空気を
エンジンへ送り込む事が可能になり、燃焼効率が向上され本来の性能を得ることが可能となります。

ブローオフバルブ

タービンにより過給された空気がスロットルを閉じることで行き場を失い、パイプ内にとどまることでタービンの
回転を急激に止めようとする力が働き、タービンに大きな負担が掛かってしまいます。これを防ぐために
タービンとスロットルの間にブローオフバルブ設置し、行き場を失った空気をエアフロとタービンの間に循環させ、
タービンを保護するのがブローオフバルブの役割です。ノーマルブローオフバルブを高過給圧で使用した場合、
ある程度の過給がかかるとわずかにリリーフしてしまうため、タービンの性能をフルに発揮出来ず、
ピックアップが悪くなったり、最高出力が落ちてしまう場合があるので、強化タイプの使用をお薦めします。
また、ブローオフバルブのリリーフを大気解放にした場合、タービンに対しては再循環した場合と同様の働きが
ありますが、エアフロメーターの誤作動の原因になります。必ず再循環させてください。

サクションパイプ

高効率タイプ

インタークーラー

大容量高効率タイプ

推奨 : 強化タイプ (大気解放不可)

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