冷却水注入、エア抜き – Tomei Powered ARMS M8260 User Manual
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7.冷却水注入、エア抜き
注意
■ 冷却水は
LLCを使用してください。水だけだとアルミ合金にさびや腐食を引き起こす危険があります。
■ 冷却水温度が上がった状態でラジエターキャップを開けると、熱湯が噴出し危険です。
(1)
ラジエターホース、ヒーターホースなどのクランプが確実に
締め付けられていることを確認する。
(2)
ヒーターコントロールを
"MAX HOT"ポジションにセットする。
(エア抜きプラグはコーションラベル付近の 銅ワッシャー付ボルトです。)
(3)
ラジエターキャップとエア抜きプラグを解放する。
(4)
2L/min
(やかんで水を注ぐ程度)以下の注入速度で冷却水をラジエターのキャップ口元いっぱい
まで注入する。途中でエア抜きプラグから冷却水が噴き出したら、プラグを閉じ、
再びキャップ口元いっぱいまで注入する。
(5)
エア抜きプラグの銅ワッシャーは新品を用意し、交換する。
[エア抜きプラグ締め付けトルク:6.9~7.8N·m(0.7~0.8kgm) ]
(6)
ラジエターキャップを閉じてエンジンを始動し、サーモスタットが開弁するまでアイドル回転を保持する。
(7)
水温計が中央を越えていることを確認し、ラジエターロアホースを手で触って温水が流れている
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(7)
水温計が中央を越えていることを確認し、ラジエタ ロアホ スを手で触って温水が流れている
ことでサーモスタットの開弁を確認する。
(8)
サーモスタットの開弁を確認後、水温の上がりすぎに注意しながら、
2500rpmで10秒間の
空吹かしを
2、3回行う。
(9)
エンジンを停止する。
(10) 冷機後、ラジエターキャップを外し冷却水の液面を確認する。液面が下がっている場合は
上記作業を繰り返す。
(11) 液面が下がらなくなったらリザーバータンクの
"MAX"ラインまで冷却水を補充する。
(12) エンジンを始動し、アイドリングから
3000rpmまでの回転を上げ、インストルメンドパネル下部より
ヒーターコア流水音がしないことを確認する。流水音がする場合は、上記の作業を液面が
下がらなくなるまで繰り返す。
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