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Bosch GCL 25 Professional User Manual

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1 618 C00 50R | (9.7.12)

Bosch Power Tools

オートレべリング機能を起動すると、セルフレべリン
グ調整可能範囲内(

±

4°)の傾斜が自動補正されます。

レべリング調整が完了すると、レーザービームまたは
レーザーラインが動かなくなります。

メジャーリングツールが 4° 以上傾斜しているなどの
理由からセルフレべリング調整が行なえない場合、
レーザーラインが点滅します。メジャーリングツール
の調整を行なうためには、スイッチの投入後 10 秒以
内にこのアラーム機能を解除してください。

メジャーリングツールを水平に設置し、セルフレベリ
ングが完了するまで待機してください。メジャーリン
グツールが

±

4° のセルフレべリング調整可能範囲内に

ある場合、レーザービームが継続的に照射されます。

運転中、メジャーリングツールに衝撃を与えたり位置
を変更したりすると、自動的に再度セルフレベリング
がおこなわれます。レべリング調整が行なわれた場合
には、レーザービームが参照点に一致しているかを再
確認し、メジャーリングツールのずれによるエラーの
発生を回避してください。

オートレベリング機能を使用しない作業(図 F 参照)

オートレべリング機能を使用しないで作業する場合、
オン / オフスイッチ 4 の位置を 『 on』 にしてくださ
い。オートレべリング機能をオフにするとレーザーラ
インが継続的に点滅します。

オートレべリング機能がオフになっている場合、メ
ジャーリングツールを手に持って、または勾配のある
床面に設置して測定作業をおこなうことができます。
この場合、両方のレーザービームは必ずしも垂直に交
差しません。

水平精度

精度の影響

周囲の温度環境は測定精度に大きく影響を与えます。

特に、床面に近い部分における温度が外気温度と異な
ると、レーザー光が適切に作用しなくなることがあり
ます。

周囲温度と異なる温度層は床面付近で最も厚くなって
いることから、メジャーリングはできるだけ市販の三
脚に固定し、作業面の中央に設置してください。

外部からの影響の他に、ツール特有の影響(落下また
は強度の衝撃など)により誤差が生じることもありま
す。

このため、作業をおこなう前には必ずメジャーリ

ングツールの精度チェックをおこなってください。

水平ポイントビームの精度が許容誤差内にない場合に
は、垂直ポイントビームとレーザーラインの精度も
チェックすることが必要です。

精度チェック中に検査結果が 1 回でも許容誤差を超え
た場合には、ボッシュ・カスタマーサービスへメ
ジャーリングツールのチェックをご依頼ください。

左右軸における水平レべリング精度のチェック

左右軸における水平レべリング精度をチェックする際
には、メジャーリングツールを安定した地面上の、壁
面から 20 m の位置に設置します。
– 壁面 から 20 m の位置に設置されたホルダーまたは

三脚上にメジャーリングツールを固定するか、安定
した平坦な地面に設置してください。メジャーリン
グツールのスイッチを投入し、5 ポイントモードを
選択してください。

– メジャーリングツールの左右軸に沿って発光される

レーザービームのいずれかを壁面に照射してくださ
い。メジャーリングをセルフレべリングさせてくだ
さい。壁面のレーザードット中心をマーキングして
ください ( 点 I)。

– メジャーリングツールの高さを変えずに、約 180°

回転させてください。セルフレベリングをおこなっ
た後で、壁面に照射されたもう一方のレーザードッ
ト中心をマーキングします ( 点 II)。点 II と点 I がで
きるだけ垂直線上に並ぶようにしてください(上下
はどちらでも構いません)

– 壁面にマーキングされた 2 点(点 I および II)の位置

の差 d がメジャーリングツールの左右軸における実
際の高さ誤差となります。

測定距離 2 x 20 m = 40 m の場合の最大許容誤差は、
40 m x

±

0.3 mm/m =

±

12 mm です。

つまり、点 I と II の差 d は、12 mm 以下であることが
必要です。

20 m

d

180°

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