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Enerpac P-Series ULTIMA User Manual

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5.3 ポンプの操作
モデル P-18、P-39、P-77、P-80、P-801

P-84以外のすべてのポンプモデルが単動シリンダで
使用するように設計されており、一体型の放出弁が
装備されています。

1. リリーズ弁を閉じるには、ノブを停止するまで時

計方向に回します。図8を参照してください。

注 意 : : 放 出 弁 は 必 ず 手 で 締 め て く だ さ

い。工具で締めると、放出弁が損傷して
ポンプの不具合の原因となります。

2. ポンプハンドルを操作して、油圧をシステムに送

ります。圧力は、放出弁が開かれるまで維持され
ます。

3. 放出弁を開くには、ノブを反時計方向に回しま

す。圧力が放出され、オイルの流れがリザーバに
戻ります。

CLOSE

OPEN

図8: リリーズ弁 (P-84以外の全モデル)

注意:リリーズ弁のノブが回し難かったり
動かない場合、使用中のポンプを直ちに
停止してください。ポンプの検査と修理
は、Enerpac認定サービスセンターにご依
頼ください。

5.4 ポンプの操作 - モデル

モデル P-84 には、4方向3位置制御弁が装備されて
います。この製品は、複動シリンダと併用するよう
に設計されています。図9と10を参照してください。

1. 4方弁の位置レバーで以下の機能を選択できます:

(A)作動油をポート「A」に向け; ポート「B」か
ら作動油をリザーバに戻します。

(N) ニュートラル - タンクへのポート「A」と
「B」が開きます。

(B)作動油をポート「B」に向け; ポート「A」か
らリザーバに作動油を戻します。

A

B

A

B

A

B

(A)

(N)

(B)

図9: 4方弁の接続図 (P-84)

警告: 弁には、荷物を保持する装置は含
まれていません。 弁レバーをニュートラ
ル(N)位置に切り替える前に、ブロック、

機械的なスタンドまたはその他適切なサポートで、
荷物を支持してください。

(B)

(A)

(N)

ポート

「A」

ポート

「B」

図10: 制御弁レバー位置とホース接続 (P-84)

2. ポンプを操作して作業を行います。
3. 必要に応じて、弁の位置を変更します。

警告:両方のホースがポンプに接続されて
いる場合、必ず複動シリンダで操作して
ください。片方のカプラを接続していな

い場合、カプラの後ろに高圧がかかり、人身事故や
器物損傷の原因となります。

6.0 空気抜き

油圧システムから空気を抜くと、シリンダの前進後
退が円滑になります。

6.1 単動シリンダ付きポンプ

1. 以下の手順中は、注油口プラグをゆるめて外し、

リザーバの空気抜きを行います。

2. 放出弁を全開します。
3. ポンプをシリンダよりも高い位置で水平方向に置

きます。図11を参照してください。

4. シリンダは、プランジャ端が下になるように置き

ます (引きシリンダの場合は上)。

5. ポンプを操作して、シリンダを最遠端まで前進さ

せます (引きシリンダを使用している場合は後退)

6. 放出弁を開いて、シリンダを後退させます (引き

シリンダを使用している場合は前進)。これで、
閉じ込められ空気がポンプリザーバの上方に強制
的に移されます。

7. シリンダの操作が円滑になるまで、必要に応じて

手順2~6を繰り返します。

8. 必要に応じて、オイルを補充します。9.1節を参

照してください。

9. 注油口プラグを取り付けます。