1 ポンプの機能と主な部品, 0 製品情報 – Enerpac P-Series ULTIMA User Manual
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危険:加圧されているホースには.触れな
いでください。加圧状態のオイルが漏れ
て皮膚に浸透すると、重大な人身事故の
原因となります。オイルが皮膚下にしみ込んだ場合,
すぐに医師の診断を受けてください。
警告:油圧シリンダは、必ず連結システム
で使用してください。カプラを接続してい
ないシリンダは使用しないでください。シ
リンダは、極度な過荷重を受けると部品が破壊されて
重大な人身事故の原因となります。
警告:荷揚げの前に、安定して設置され
ていることを確かめてください。シリンダ
は、荷物の重量に耐えることができる平面
に配置してください。適用できる場合は、
シリンダベースを使用してさらに安定性を確保してく
ださい。シリンダは、ベースやその他の支持物を取り
付ける際に、溶接したり変形させないでください。
荷物が直接シリンダプランジャ上の中心
置かれない状態は避けてください。偏心
荷重は、シリンダとプランジャに相当な
ひずみを与えます。また、荷重が滑ったり落下して、
危険な状況を引き起こす恐れがあります。
荷物はサドル全面に渡って均等に配置して
ください。プランジャを保護するため、必
ずサドルを使用してください。
重要:資格を持った油圧技術者以外は、
ポンプあるいはシステム構成品の点検修
理を行わないでください。点検修理につ
いてはお近くの正規エナパックサービス
センターにご連絡ください。保証を受けるためには、
必ずエナパックオイルを使用してください。
警告:摩耗したり損傷した部品は、直ちにエナ
パックの純正部品と交換してください。市販の
標準部品は、破損して人身事故や器物破損の原
因となる場合があります。エナパック製の部品
は、高荷重に適合および耐えるように設計製造されて
います。
注意:ポンプを運搬する際は、必ずポンプ
の持ち上げ/輸送ハンドルを使用してくだ
さい。ホースを持ってポンプを運搬する
と、ホース/ポンプが損傷するおそれがあります。
3.1
ポンプの機能と主な部品
ポンプ機能の部位と主な部品については、図1~4を
参照してください。部品A~Gの説明については、表2
を参照してください。
A
B
C
D
D
E
図1: モデル P-18 と P-39
3.0 製品情報
表 1 仕様 – ULTIMA シリーズ ハンドポンプ
ポンプ
モデル
ポンプ
タイプ
(段数)
1段
1段
2段
2段
有効油量
cm
3
質量
kg
操作力
N
吐出圧力
MPa
1ストローク吐出量
cm
3
P-18
P-39
P-77
P-80
P-801
P-84
1
1
2
2
2
2
—
—
3.4
3.4
3.4
3.4
P-18
リリーズバルブ
A
リリーズバルブ
リリーズバルブ
リリーズバルブ
リリーズバルブ
4方弁
3/8" NPTF 油口
x 1
B
3/8" NPTF 油口
x 1
3/8" NPTF 油口
x 1
3/8" NPTF 油口
x 1
3/8" NPTF 油口
x 1
3/8" NPTF 油口
x 2
注油口
C
注油口
注油口
注油口
注油口
注油口
取り付けスロット
D
取り付けスロット
取り付けスロット
取り付けスロット
取り付けスロット
取り付けスロット
リリーフ弁
E
リリーフ弁
リリーフ弁
リリーフ弁
リリーフ弁
リリーフ弁
—
F
—
3/8" NPTF タンク戻
りポート
3/8" NPTF タンク戻
りポート
—
G
—
バイパス弁
バイパス弁
バイパス弁
バイパス弁
ポンプモデルl
P-39
P-77
P-80
P-801
P-84
部品
(部位については図1
~4参照)
—
—
16.38
16.38
16.38
16.38
20
70
70
70
70
70
2.46
2.46
2.46
2.46
2.46
2.46
360
769
769
2195
4095
2195
5.0
6.2
7.1
10.7
14.0
11.7
157
372
392
343
343
343
—
—