Japanese – Enerpac P-Series ULTIMA User Manual
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L3070 Rev.
E 05/12
POWERFUL SOLUTIONS. GLOBAL FORCE.
ULTIMA シリーズ ハンドポンプ
P-18、P-39、P-77、P-80、P-801、P-84
本製品の修理部品表は、グローバルエナパックのウ
ェブサイト、www.enerpac.com、最寄りの正規エナパ
ックサービスセンターまたはエナパックカスタマー
サービスにご連絡ください。
1.0 製品受取時の注意
全ての部品に運送中の損傷がないか目視で確かめて
ください。運送中の損傷は保証されません。運送中
の損傷が見つかった場合、すぐに運送業者に連絡し
てください。運送中に生じた損傷については、運送
業者が修理費や交換費を全て負担します。
安全上の注意
2.0 安全事項
指示、警告、注意は必ずよくお読み
ください。安全注意事項に従って、
システム操作中に人身事故や器物破
損が起こらないようにしてください。エナパック
は、不安全な製品の使用、保守の不足、製品及び/又
はシステムの不正な操作から生じる損傷や怪我には
責任を負いません。安全注意事項及び操作に関して
疑問点があれば、エナパックまでお間い合わせくだ
さい。高圧油圧の安全に関する訓練を受けたことが
ない場合、無料のエナパックハイドロリック安全コ
ースについて、担当の販売店又はサービスセンター
にお問い合わせください。
以下の注意及び警告に従わない場合、装置破損や人
身事故の原因となる恐れがあります。
注意は、装置やその他器物の破損を防止するため
の、適正な操作や保守手順を示す場合に使われま
す。
警告は、人身事故を予防するために適正な手順や心
得が必要な潜在的な危険性を示します。
危険は、重傷や死亡事故の原因となる恐れがある禁
止行為又は必須行為を示します。
警告:油圧機器を取り扱う際は、適切な
保護用具を装着してください。
警告:油圧によって支える荷物はきれい
にしておいてください。シリンダを荷揚
げのために利用する場合、絶対に荷重保
持には使用しないでください。荷物を揚
げ降ろした後は、必ず機械的なブロック(固定)を
施してください。
警告:荷物の保持には、必ず頑丈なもの
を使用してください。荷物を支持可能な
スチール製又は木製のブロックを慎重に
選んでください。どのような荷揚げ又はプレスであ
っても、油圧シリンダを絶対にシム又はスペーサー
として使用しないてください
危険:操作中は、人身事故を防止
するため、シリンダや作業物から
手足を離してください。
警告:装置の定格を超えないようにして
ください。シリンダの能力を超える重量
の荷揚げは絶対に行わないでください。
過荷重は、装置の故障や場合によっては人身事故の
原因となります。シリンダに設計されている最大圧
力は、70 MPa(10,000 psi)です。ジャッキやシリン
ダは、定格を超える圧力のポンプには接続しないで
ください。
警 告 : リ リ ー フ 弁 の 圧 力 は 、 7 2 . 5 M P a
(10,500psi)以上に設定しないでくださ
い。この上限を超えると、重大な人身事故
の原因となります。ポンプや構成部品が破損する原
因にもなります。
警告:システムの使用圧力は、システム内
の最低定格部品の圧力定格を超えないよう
にしてください。圧力計をシステムに取リ
付けて、使用圧力をモニターしてくださ
い。システムの監視は、各自が行ってください。
注意:油圧ホースを損傷させないでくだ
さい。油圧ホースは、敷設時に折り曲げ
たりねじったりしないでください。折れ
曲がったりねじれたホースを使用すると、大きな逆
圧が発生します。ホースを折れ曲がったりねじれた
ままにしておくと、ホースの内部が損傷して、早期
故障を引き起こします。
ホースの上に重いものを落とさないで
ください。強い衝撃によって、ホース
内部のワイヤストランドが損傷する恐
れがあります。損傷しているホースに
圧力をかけると、破裂する恐れがあります。
重要:油圧装置は、ホースやスイベルカブ
ラを使って持ち上げないでください。安全
に移動させるために、キャリングハンドル
やその他の手段を用いてください。
注意:油圧装置は、火気や熱源から離
してください。過熱によって、パッキ
ンやシールが柔らかくなり、液漏れが
生じます。また、熱によって.ホース
材やパッキンが劣化します。最適な性能を保つに
は、装置を55℃(150°F)以上の温度にさらさない
でください。ホースやシリンダに対する溶接スバッ
タは避けてください。