Ab c – Enerpac NS-Series User Manual
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注:目盛りのマークは、切断ヘッドのサイズ
によって異なります。
図 5、
ブレード切断深さ目盛り
3. 切断ヘッドバレルのプラスチック位置決めネジが締め付けられ
ていれば緩めます。図 3 の部品Aを参照してください。
4. ブレードホルダの赤色のマーカーラインが目盛りの目的のボル
トサイズのマーカーラインに一致するまで、切断ヘッドを回し
ます。図5を参照してください。
5. プラスチック位置決めネジを再締め付けします。
6.2 ブレード切断深さの調整
(ボルト直径が目盛りに示されていない場合)
1. ナット平面からボルト最遠端までの長さを計ります。図6を参照
してください。
2. ナットスプリッタシリンダを全ストロークの位置まで前進させて、
その位置に維持します。
3. 切断ヘッドのバレル部分にあるプラスチック位置決めネジが締
め付けられていれば、緩めます。図 3 の部品Aを参照してくださ
い。
4. ヘッド平面からブレード先端までの長さが、前の手順で測定さ
れたナットからボルトまでの長さに1∼2mm(1/16")加えた長さ
と同じになるまで、ヘッドを回します。図7を参照してください。
重要:シリンダネジ部が露出しないようにしてください。ネジ部が露
出していると切断ヘッドの面積が増し、
より強力なシリンダが必要
となります。詳細については、図3.1を参照してください。
5. プラスチック位置決めネジを再締め付けします。
6. ナットスプリッタシリンダを後退位置に戻します。
“X” + 1-2 mm
“X” + mm
図 6
図 7
6.3 ナット分割手順
1. ナットスプリッタ切断ヘッドのサイズ(ボルト範囲)が切断するナ
ットに適していることを確認します。セクション3.2を参照してく
ださい。
2. ナットスプリッタブレードの状態が良好で、切断端が磨耗したり
切り欠けや損傷がないこと確かめます。必要に応じてブレード
を回転させるか交換します。
3. ブレード切断深さを調整して、ボルトネジ部の損傷を防ぎます。
調整の指示については、セクション6.1と6.2を参照してくださ
い。
4. セクション5.3の説明に従って、油圧ホースを接続します。油圧ポ
ンプタンクの充填レベルが適切であることを点検します。
5. ブレードの寿命を延ばすには、
ブレード切断端とフランクをボリ
ブデンジスフィドをベースとする潤滑剤またはその他の高品質
潤滑剤で潤滑します。
注意:潤滑剤の使用中は、皮膚に接触しないように手袋を着
用してください。
A
B
C
図 8,切断ヘッドの位置合わせ
6. 切断ヘッドとナットを位置合わせし、
ブレード平面をナット平面
の1つに合わせます。ナットをヘッドの中心に位置合わせして、
ブレードがナット平面の中心を切断するようにします。図8のA
を参照してください。
7. 切断ヘッドの下側をフランジに密着させ、
ブレードがナットので
きる限り底部を切断するようにしてください。ただし、ナットの下
にワッシャがある場合、切断ブレードがワッシャに接触しないよ
うに、ナットスプリッタの位置を合わせてください。図9を参照し
てください。
重要:ナットスプリッタの位置合わせが不正確な場合、切断ブレー
ド、
ブレードホルダおよびピストンが損傷する原因となります。
ブレード
ワッシャ
図 9、
ブレードの位置
8. 空気抜きポンプの場合:空気抜き/充填プラグを開くか空気抜き
スクリューを緩めて空気を抜きます。
9. 空 気 式または 電 動 ポンプ の 場 合 : ポンプ の 呼 び 圧 力 を 6 9
bar[1000 psi]に設定します。