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Tomei Powered ARMS M7960 User Manual

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インテークリリーフ機能の適正化(SR20DETではS14 / S15のみ)

S14 / S15に装着されているリサキュレーションバルブにはインテークリリーフ機能が設定されています。
これは過給圧が異常に上がったときに、インテーク側で吸入空気を逃がす安全装置としての機能です。
構造上、過給圧が低い

0.1∼0.4kg/c㎡程度でバルブが開き始めてしまう為、ターボチャージャーで過給して

も吸入空気の一部はエアクリーナー側に戻ってしまい、本来の過給が得られずエンジンとターボの持つ
ポテンシャルの全てを発揮できません。

過給圧がかかると、ポート

からダイヤフラムに圧力が
かかり、バルブを持ち上げ
過給圧が逃げます。

そこで、より効率の高いチュ−ニングエンジンを実施するためには、リサキュレーションバルブの
インテークリリーフ機能を排除することが有効です。

インテークリリーフ排除の加工例

【作業手順】
① 過給圧取り込みポートの穴埋め

過給圧がダイヤフラム室にかから
ないようにポートをエポキシボンド
などで穴埋めします。

スロットル
バルブ(開)

リターンスプリング

ダイヤフラム

リリーフ

正圧

ポート

② ダイヤフラム通気孔の加工

下図の位置にφ1.5の穴を開け
通気孔を製作する。

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通気孔を開ける
(φ1.5)

ポートをボンドで埋める

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