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ガソリンに関わる警告 – Tomei Powered FUEL RAIL User Manual

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■本品は自動車競技専用です。サーキットや公道から閉鎖されたコース内に限って使用してください。

■一般公道で使用すると車両本来の安全性が失われ危険です。また、法律で罰せられます。

■自動車競技という特殊用途に用いる為、取り付けは特別の訓練を受けた整備士が、
 設備の整った作業場で実施してください。

■取り付けの際は、適正な工具と保護具を使用しないとけがにつながり危険です。

■必ず日産自動車の発行する整備要領書の指示に従い脱着を行ってください。

■指定したエンジン以外への取り付けはできません。指定したエンジン以外に取り付けると各部が適合せず、
  本品、およびエンジン本体を破損します。

■本品、および他の部品に関わる負荷は、エンジンの運転条件や各部品の組み付け、調整状態により変化します。
  性能の追求については綿密な計画と、精度の高い組み付け調整を行ってください。

■作業はエンジンが冷えている状態で行ってください。エンジンが熱い状態で作業を行うとやけどの恐れがあります。

■部品の脱着の際には無理に力を加えないでください。部品を破損する恐れがあります。

■本品はエンジンの仕様に応じた燃料ポンプ、インジェクター、ECU等と併せて使用してください。

■ガソリンの漏れ、にじみは運転前に必ず点検してください。ガソリンが漏れると火災の恐れがあり、危険です。

■インジェクターには製造メーカーの耐シール保証圧があります。保証圧以上の燃圧をかけて使用すると
 インジェクターのシール部よりガソリンが漏れます。必ず製造メーカーの保証圧以下で燃圧を設定してください。

(参考)GT-Rノーマルインジェクター : 4.5kg/cm

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以下

ガソリンに関わる警告

本品の取り付けに際しては燃料系の脱着をともない、ガソリンが流出する。
下記事項を確実に守ること。守らないと爆発や火災の恐れがあり危険。

■作業場所を指定し、作業場所以外では作業をしない。

①風通しの良い場所。
②周囲に火気(溶接機、グラインダー、電動モーター、ストーブなど)のない場所。
③気化した燃料が充満する恐れがあるピットなどから離れた場所。

■ 火気使用、火花発生作業は行わない。

①電気機器の使用禁止。

・原則として、作業灯は使用しないこと。
・燃料抜き取りは、電動ポンプおよびポリ容器を使用しないこと。
・溶接機、グラインダー及びドリルなどを使用しないこと。

②火花発生作業の禁止。

・火花発生の恐れがある作業(ハンマーの使用など)はしないこと。

■静電気の防止および安全への配慮を行う。

①消火器を準備する。
②静電気を防止する。

・足元が滑らない程度に、床に水をまく。
・フューエルチェンジャー、車両、フューエルタンク間にアース線を接続する。

③燃料が付着したウエスを分別処理する。

■タンク内のガソリン残量が空に近い状態で作業すること。

■ホースを抜くと配管の中に残ったガソリンが流れ出る。ウエスなどを使って、広がらないようにする。

■取り外し作業中にゴミなどが、タンク内部に侵入しないようにする。