メンテナンス – Triton SJA 200 User Manual
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メンテナンス
• この製品は一般的なメンテナンスにより長くご使用いただけます。
• スーパージョーズが破損した場合は、使用する前に、資格のある修
理者によって修理し注意深く検査する必要があります。
• 修理は、必ずトリトン専用の交換部品を用いておこなうものとしま
す。
• 誤った取り扱いや資格の無い者による修理によって生じた事故や
故障は保証できませんのでご了承ください。
• スーパージョーズの使用方法によっては、この製品は時間とともに
傷がついて塗装がはがれ、腐食が生じることが考えられます。腐食
の有無を検査し、必要に応じて対処してください。スライドジョー
の底面などを含め、徹底して検査するためには、多少の分解が必
要かもしれません。スーパージョーズが濡れた場合、特に露出した
金属面などは必ず乾かしてください。
• 時々潤滑剤やオイルなどが必要になるかもしれませんが、必ず適
量を使用し、製品の使用に影響が出る場合は潤滑剤を使用しない
でください。どの機械構造部分も、製品の使用に影響の出ない程
度のわずかな潤滑剤をスプレーするだけで十分です。
• スーパージョーズが破損したり腐食したりして、溶接などの大がか
りな修理が必要になった場合は、締め付け力や最大荷重の数値は
当てになりません。このような状況では、スーパージョーズは直ち
に新しいものに交換するべきです。そのようなレベルの修理は製品
の品質保証を無効にします。
ジョーフェースの取り外し方法
• ポリウレタン製のジョーフェースは、幅の広い加工材を固定する時
や新しいフェースと取り替える時など、必要に応じて取り外すこと
ができます。オプションのジョーズを取り付ける場合にも、取り外す
必要があります。
注意:取替え用のウレタンジョーパッドはトリトン製品販売店あるいは
www.toolsparesonline.comからご購入いただけます。
1. 固定ジョーのウレタンフェース(1)
は、ドライバーなどを使って、図のよ
うに固定ジョー(14)から容易に取
り外せます。
2. スライドジョーのウレタンフェース
(2)を取り外すには、まずジョーの
後側のフェースを本体フロント側か
ら見て右側に押して固定ピンを外
します。後ろ側のフェースを取り外
したら、ドライバーなどを使ってウレ
タンフェースをスライドジョー(15)
から引っ張って取り外します。
• ポールキャリアーピボットが滑らかに動かない場合は、時々ピボッ
トピンに潤滑剤を図のようにスプレーしてください。
保管
• この製品は、安全で乾燥した子供の手の届かない場所に、十分注
意して保管してください。
廃棄
機能しなくなったり修理が不可能にな
った工具を廃棄する場合は、必ず国の
法律に従ってください。
• 家庭ゴミと一緒に廃棄しないでくだ
さい。
• お住まいの自治体の廃棄物処理機
関に正しい処分の方法をお問い合
わせください。
メンテナンス
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