良不可 不可 – Enerpac GBJ-Series User Manual
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6.0 メンテナンス
6.1 油圧オイルの補給
オイルレベルが低下している場合、以下の手順に従ってオイル
を補給します。充填中にごみやほこりが入らないように注意して
ください。
1. ラムを完全に戻してから、ジャッキを直立させます。ジャッキを
置いている面が水平であることを確認します。
2. オイル充填/空気抜きプラグを外します。モデルGBJ-100を除
くすべてのジャッキは、プラグがシリンダーハウジング側にあ
ります。モデルGBJ-100のみ、プラグがシリンダーハウジング
の上にあります。
重要:必ずEnerpac HFシリーズ油圧オイル(ISOグレード32)をき
れいな容器を使用して充填してください。
警告:モーターオイル、ブレーキオイル、アルコール、グ
リセリン、食物油、その他の承認されていない液体を使
用すると、ジャッキが損傷して装置に故障または不具合
が生じる可能性があります。人身傷害や物的損害の原因となり
ます。
3. GBJ-100を除く全モデル:オイルレベルがオイル充填穴の下側
あたりになるまで充填します。図6を参照してください。
4. モデルGBJ-100のみ:オイルレベルがオイル充填穴の約
3インチ[75 mm]下になるまで充填します。図7を参照して
ください。
注意:充填しすぎないでください!ラムを完全に戻してジ
ャッキを直立させた状態で、オイルレベルが図6または
5. 必要に応じてポンプハンドルを操作し続けて、荷物を目
的の高さまで持ち上げます。
6. モデルGBJ-100のみ:荷物を途中まで持ち上げて、ポンプ
力が確実に増してから、ポンプハンドルを高圧ポンプに
付け替えます。荷物が目的の高さに持ち上がるまで、ポ
ンプ操作を続けます。
警告:モデルGBJ-100に付属の校正済みの圧力計
には、およその持ち上げ重量が表示されます。圧
力計の読み取りが100メートルトン[980 kN]を超え
た場合、ポンプ操作を直ちに停止してください。ジャッキ
は、100メートルトン(110ショートトン)以上の荷物を持ち上
げるように設計されていません。
7. 持ち上げ完了後直ぐに、荷物を適切な重量定格のジャッ
キスタンドで支えます。
5.3 荷物の降下
1. ポンプハンドルを1∼2ストロークさせると、荷物が持ち
上げられ、ジャッキスタンドを外すことができます。ジャッ
キスタンドを荷物の下から外します。
警告:以下の手順に従って、逃がし弁をゆっくり回し
てください。逃がし弁を速く開きすぎると、降下中
の荷物が突然落下して、ジャッキが緩んで荷物の
下で外れる場合があります。重大な人身傷害や物的損害
の原因となります。
注意:荷物の降下中は、逃がし弁を速く開いたり閉
じることで生じる「衝撃荷重」を避けてください。衝
撃荷重により、ジャッキの油圧サーキットが過負荷
となり、ジャッキが損傷する場合があります。
2. ポンプハンドルの方形端を使用して、逃がし弁のステム
を反時計方向にゆっくり回して弁を開いて、ラムを戻し
ます(2回以上回さないでください)。荷物が完全に降下
するまで、
ラムを戻し続けます。
3. 持ち上げ部分からジャッキを外します。
4. ラムを押し下げて、完全な後退位置まで戻します。延長
スクリュー(付属の場合)を最後まで回しきると、ネジ山が
完全に隠れて、損傷から保護されます。
5.4 水平操作(GBJ-100を除く全モデル)
水平操作時は、ジャッキの向きをポンプが下向きの状態に
なって面に最接近するようにしてください。ポンプが上向
きになっていると、ジャッキは正常に作動しません。水平操
作の位置決めについては、図5を参照してください。
警告:水平操作中は、ジャッキを支持して落下しな
いようにしてください。
警告:水平操作時のジャッキ能力は、通常の定格の
50パーセントまたはそれ以下です。水平操作中
は、ジャッキに負荷がかかりすぎないように注意し
てください。
警告:押し分けられたり引っ張られている荷物を保
持するために、適切な定格のブロック/サポートを
必ず使用してください。ジャッキによってのみ支持
されている荷物の間には、手足または身体を絶対に入れ
たり近づけないでください。
注意:モデルGBJ-100は、水平位置には使用できません。
3
インチ
[75 mm]
図6 ‒ オイルレベル、
GBJ-100を除く全モデル
t図7 ‒ オイルル、モデル
GBJ-100のみ
図5 ‒ 水平操作(GBJ-100を除く全モデル)
水平操作中は、ジャッキの定格能力の50パー
セントを超えないようにしてください。
良
良
不可
不可