説明シート – Enerpac GBJ-Series User Manual
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L4000 Rev.
C 04/13
POWERFUL SOLUTIONS. GLOBAL FORCE.
説明シート
GBJ
シリーズ油圧ボトルジャッキ
1.0 説明
Enerpac GBJシリーズ油圧ボトルジャッキは、荷物の持ち
上げを目的に設計されています。本製品は、米国標準規格
の仕様ANSI/ASME PALD 2009およびASME B30.1-2009を
満たしています。
ボトルジャッキの組み立て、操作ま
たは保守を行なう前に、取扱説明と
安全情報をよくお読みください。取
扱説明に順守しないと、人身事故や物的破損の原因となり
ます。取扱説明は、いつでも参照できるように保管してくだ
さい。
本製品の修理部品シートは、Enerpacウェブサイト、www.
enerpac.com、最寄りの正規Enerpacサービスセンターま
たはEnerpac販売店から入手できます。
2.0 ボトルジャッキの安全情報
2.1 危険注記
本書では、以下のように危険注記が使用されています:
危険:使用者に対する差し迫った危険を示します。
この注
意事項を遵守しないと、重大な人身障害や死亡事故の原
因となります。
警告:この注意事項を遵守しないと、人身障害や死亡事故
の原因となります。
注意:この注意事項を遵守しないと、人身障害やジャッキ損
傷の原因となります。
ジャッキの操作または修理を行なう前に、すべての危険注
記を必ず読んで理解してください。
2.2 ボトルジャッキの全般的な注意事項
危険:以下の注意事項および取扱説明を遵守し
ないと、重大な人身障害や死亡事故および荷物
損失の原因となります。物的損害やジャッキ損傷
の原因にもなります。
図1を参照してください。
①
ジャッキを使用する前に、すべての取扱説明および安
全注意事項を読んで理解してください。
②
ジャッキは、あくまでも荷物を持ち上げるための装置
です。持ち上げ後直ぐに、荷物を適切な定格スタンドまた
は同等のブロックで支持してください。持ち上げ完了後、ジ
ャッキを上げた状態で、荷物の支持には絶対に使用しな
いでください。
③
ジャッキは、荷物を支えることができる固い水平面で
のみ使用してください。傾斜面または軟弱な面で使
用すると、ジャッキが傾いてサドルがずれ、荷物が落下して
重大な人身事故を引き起こす原因となります。
④
油圧で支持されている荷物の下では、作業しないでく
ださい。ジャッキによってのみ支持されている荷物の下に
は、手足または身体を入れたり近づけたりしないでくださ
い。ジャッキを上げた状態で、車両やその他の重量物の下
で作業することは厳禁です。ジャッキが突然降下したり、荷
物の下で外れると、重傷や死亡事故の原因となります。
⑤
持ち上げる部分がしっかりと安定していること、荷物が
ジャッキサドルの中心に位置決めされていることを確認し
てください。
⑥
ポンプハンドルでかける力は、使用するジャッキモデ
ルの最大許容値を超えないようにしてください。4.0節の表
を参照してください。
⑦
ジャッキを火気や熱源に近づけないでください。ジャ
ッキを溶接したり改造しないでください。
2.3 その他のボトルジャッキ安全注意事項
1. ジャッキに負荷をかけすぎないでください。荷物がジャ
ッキの定格許容を超えないようにしてください。
2. 荷物を不必要に高い位置に持ち上げないでください。
3. ジャッキによって持ち上げる荷物の下には、物を置かな
いでください。
➀
➁
➂
➃
➅
➆
➄
図1 ‒ 安全注意事項
最大許容力を超え
ないでください
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