オープンデータ, 表示画面の設定 – Hach-Lange ORBISPHERE 6110 Basic User Manual User Manual
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解析するパッケージを円形プラットフォームにのせ、前面にある黒いノブを回して、そのパッケージ
に指定された位置に傾斜を設定します。前面ドアを上げると、
2 本の赤いレーザー光線が作動しま
す。
2 本の赤いレーザー光線が交わった場所で、パッケージに穴があけられます。
瓶の場合、
2 本の赤いレーザー光線が瓶のキャップの中心で交わるように、パッケー
ジを置きます(左上の図)
。
缶の場合、
2 本の赤いレーザー光線が 1 の位置で交わるように、パッケージを置きま
す(右上の図)
。これは、推奨される穴あけ位置です。または、
2 本の赤いレーザー光
線が
2 の位置で交わるように、パッケージを置きます。位置 2 で穴あけを行う場合、
穴あけの邪魔にならないように、プルタブを左または右に
90°回してください。プル
タブが図に示される位置にある場合、缶の穴あけを行わないでください。
パッケージがバックストップにしっかり接触しているかどうか確認してください。ロックホイール
を反時計回りに回して、パッケージに適する位置に調整し、バックストップを再配置する必要がある
場合があります。ロックホイールを時計回りに回して、所定の位置に指でしっかり固定します。
パッケージをバックストップにしっかり接触させて安定させ、
2 本の赤いレーザー光線で穴あけ位置
を調整したら、前面ドアを閉じます。
装置底部の前面右にある点灯した[
START]ボタンを押して、測定プロセスを開始します。画面の
下に進捗状況バーが表示され、経過時間、測定完了までの推定残り時間が示されます。このバーは、
プロセスの進行に応じて更新されます。測定プロセスが完了するまで、ユーザーが行わなければなら
ない操作はありません。しかし、
[
Abort]を使っていつでもプロセスを停止することができます。
ページの 172 の定義に従って、色づけされた 3 列
のデータが表示されます(緑は測定がパッケージの定義制限以内、赤は定義制限を超えていることを
示します)
。
左下に表示されるボックスを使って、これらの結果に
2 つの数値、および 5 つのコメントを追加する
ことができます。式の一部として定義されている場合、数値にする必要があります(
ページの
172 を参照)。
[
Continue]ボタンを押すとメインの測定画面に戻り、
[
Info]ボタンを押すと詳細な結果が表形式で
表示されます。
解析
オープンデータ
このオプションにより、過去
1000 回の測定データを表示することができます。表示されるデータ要
素は、
ページの 178 で定義されたものです。[Previous]および[Next]ボタンを
使用して、データのスクロールを行います。データのラインを
1 つ選択すると、[Info]ボタンが使
用できるようになります。
[
Info]ボタンを押すと、測定に関する詳細が新しいウィンドウに表示さ
れます。
[
Exit]ボタンを押すと、メイン解析メニューに戻ります。
表示画面の設定
このオプションにより、測定を行うごとに装置に表示するデータ要素を最大
10 まで定義することが
できます。それ以上のデータが記録されますが、画面に表示される数値は
10 のみです。データ要素
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