装置の自動チェック, タッチスクリーン, データ入力 – Hach-Lange ORBISPHERE 6110 Basic User Manual User Manual
Page 169: ユーザーの識別, 関する詳細は

装置の自動チェック
装置の電源がオンになると、スタートアップ手順が開始され、
すべてのコンポーネントが設置され、正しく機能するかチェッ
クされます。
画面の右側には、チェック中の装置の各コンポーネントがリス
トされ、各コンポーネントの左側のインジケーターの色で、現
在のステータスが表されます。
• 緑 - コンポーネントが設置され、正しく機能している
• 黄色 - コンポーネントのチェック中
• 赤 - コンポーネントに問題がある
• 青 - コンポーネントのチェック未完了
スタートアップ中にエラーが見つかり、装置が正しく機能して
いない場合、警告画面が表示され、次に行うべきアクションが
示されます。
注
:
装置の電源を入れたら、酸素センサーの残留値がしきい値の
0.1mbar
に達するまで待つ必要があります。この
操作には、
2
時間近くかかる場合があります(スタートアップ前の装置およびセンサーの状態によって異なる)。
タッチスクリーン
前面パネルは、
TFT VGA (640x480 ピクセル)カラーディスプレイタッチスクリーンです。
データ入力
データ入力を行うテキストボックス(英数字フィールド)が選
択されると、バーチャルキーボードが画面に表示されます。こ
のキーボードは、
PC のキーボードと同じように使用すること
ができます。データ入力が終了したら、キーボードの右にある
[
Enter]キーを押して入力を確定し、バーチャルキーボードを
閉じます。
注
:
キーボードの左下にある[
Cap
]キーを使って、大文字と小文字の切
り替えを行います。パスワードなど、大文字と小文字を区別する必要が
ある文字入力の場合、この操作を行う必要があります。
入力の便宜性を高めるため、予測項目のリストが用意されてお
り、ローリングリストから選択することができます。わきの
上
/下矢印を使ってリスト内をナビゲートするか、直接 1 つの
項目を選択します。
[
Ok]を押して確定します。
ユーザーの識別
アクセス権を有効にしてある場合(
ページの 173 を参照)、装置にアクセスするた
めには承認済みユーザーとしてログオンする必要があります。デフォルトでは、装置において
3 段階
のユーザーレベルが定義されており、装置にアクセスする際に必要となります。
Level(レベル)
ID
Password(パスワード)
Administrator(アドミニストレータ)
000
123
Manager(マネージャ)
001
123
Operator(オペレータ)
002
123
独自のユーザーリストを設定すると、これら
3 つのデフォルト設定は削除されます。
ログオンするには、画面の下にあるバナーの[
Login]を押します。有効なユーザー ID および
Password をボックスに入力し、[Ok]を押して続行します。画面の左上端に詳細が表示されます。
画面の左下の[
Ok]ボタンを押すと、メニューにアクセスすることができます。
注
:
セキュリティ上の理由により、操作をせずに一定期間が経過すると、ユーザーは自動的にログオフされます。
日本語
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