キャリブレーションスケジュール, 気圧センサー, 圧力センサー – Hach-Lange ORBISPHERE 6110 Basic User Manual User Manual
Page 176: 温度センサー, 二酸化炭素センサー

5. フローセンサー
6. O
2
センサー
注
:
どんなキャリブレーションも、上記の順序に従って行う必要があります(
CO
2
センサーのキャリブレーション
を行う場合、先に気圧センサー、圧力センサー、温度センサーの順でキャリブレーションを行う必要があります)。
キャリブレーションを行うセンサーを選択すると、前回のキャリブレーションの詳細が表示されま
す。記録された値、前回のキャリブレーションの実行者および実行日に関する情報が表示されます。
次回のキャリブレーションの予定日も表示されます。新規キャリブレーションが完了すると、レポー
トが作成されます。キャリブレーション画面の[
Calibration reports]オプションを選択すると、過
去
10 回のレポートを表示することができます。
キャリブレーションスケジュール
以下の表は、一週間に平均
500 パッケージの解析を行う場合を基準とした、推奨されるセンサーキャ
リブレーションの頻度を示しています。このスケジュールは、操作条件に応じて修正する必要があり
ます。
センサー
間隔
センサー
間隔
気圧センサー
6 ヶ月
O
2
センサー
2~3 カ月
フローメーター
6 ヶ月
CO
2
センサー
6 ヶ月
温度センサー
6 ヶ月
圧力センサー
6 ヶ月
気圧センサー
1. キャリブレーション画面に、装置によって測定された現在の値が表示されます。
2. 精度が保証された気圧計を使って、装置を使用する場所の気圧を測定し、表示されている現在の
気圧値と比較してください。値が同じである場合、
[
Cancel]を押します。または[New
barometric value]ボックスに新しい値を入力し、[Validation]を押して新しい設定を保存しま
す。
圧力センサー
1. キャリブレーション画面に、装置によって測定された現在の値が表示されます。
2. 精度が保証された気圧計を使って、装置が使用される場所の気圧を測定します。気圧センサーキ
ャリブレーションが実行されたばかりである場合、測定値は[
Reference pressure]ボックスに
表示されている値と同じであるはずです。この場合、
[
Enter]を押します。それ以外の場合、
[
Reference pressure]ボックスに測定気圧値を入力し、[Enter]を押します。
3. 精度が保証された圧力計(0~7bar)を装置の背面にあるガス接続口につなぎ、基準圧力を測定し
ます。この値を[
Reference pressure]ボックスに入力し、[Enter]を押します。
4. 画面左下にある[Validation]ボタンを押して、新規キャリブレーションを許可し、プロセスを
完了します。
温度センサー
1. キャリブレーション画面が表示されます。2 つの温度値が測定され、測定の安定性をチェックし
ます。測定が安定している場合、新しい値を許可することも拒否することもできます。
[
Validation]を押して新しい設定を保存します。
二酸化炭素センサー
このセンサーでは、
[
Verification]オプションも使用することができます。このプロセスは、新規キ
ャリブレーションと同様です。検証が完了したら、
[
Ok]ボタンを押して終了します。検証プロセス
では、記録は作成されません。
CO
2
センサーのキャリブレーションには、純
CO
2
と空気が使用され
ます。
CO
2
はパージガスにより供給され、空気は内部ポンプにより外気から直接取り込まれます。
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