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設定 操作 – HEIDENHAIN ND 1300 Quick Start User Manual

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CNCオプション用設定

モータ方向とPIDループパラメータは最初
にCNCオプションを用いて設定されなけれ
ばなりません。また、モータもしくはエンコ
ーダが変更される度に設定しなければな
りません。

注意:

CNCパラメータは権限を持つ方によって慎
重に設定されなければなりません。 設定
ミスをした場合、機器が損傷を受けたり作
業者が怪我をすることがありますので、直
ちにモータの近くから退避ください。

詳細は、ND 1300ユーザーガイドをご参照
ください。

測定の準備

1. ND 1300の起動
• ND 1300への接続をチェックしてくださ

い。

• 電源スイッチ を押してND 1300の電源を

入れます。システム初期化後、DRO画
面が表示されます 。

2. 機械原点の検出 (オプション)
ステージを動かして原点を通過させます。
または、システム起動時に機械ゼロを検
出するように設定されている場合は停止
位置を見つけます。

注:

SLEC(部分直線誤差補正)またはNLEC(
非直線誤差補正)を使用する場合には、繰
り返して使用できる機械原点が必要です。
詳細は、ユーザーガイドをご参照ください。

3. 測定単位の選択
UNIT Of MEASUREをタッチして、
インチとミリの表示の切替えをし
てください。

一重エッジ:
エッジ検出用の中心円付き
照準 手動もしくは自動で1点
を調べることができます。

多重エッジ:
エッジ検出用の2つの同心
円付き照準 自動に複数点を
調べることができます。

多重エッジを用いて、形状種類を求めた
い点を探索すると、円と矢印が表示されま
す。 円内の矢印位置にステージを動かし
て、 ENTER キーを押しプローブ作業を完
了してください。

注:

画面上の照準をタッチすることによって
形状を調べる工具を表示します。 詳細は
ND 1300ユーザーガイドをご参照ください。

ビデオによるプロービング

手動もしくは自動で形状点を調べることが
できます。

1. 手動プロービング
• プロービング中の形状点に移動

し、ENTERキーを押してください。

• 全点のプローブが完了したら、完了キ

ーを押してください。

2. 自動プロービング
• 画面上のAUTO-ENTER機能をタッチ

して、自動プロービングに切替えてくだ
さい。

オフ

オン

• プロービング中の形状点に移動してくだ

さい。 しばらくした後、そのプローブ点
が自動的に入力されます。

• 照準と一重エッジプローブ:全点のプロ

ーブが完了したら、完了キーを押してく
ださい。

• 多重エッジプローブ:緑色の矢印と円が

現れるまでプロービングしてください。
円内の緑色の矢印に移動し、ENTERキ
ーを押してください。

エッジ検出プローブオプション

手動照準、自動照準、手動エッジ
検出、自動エッジ検出を用いて部
品形状がプロービングされます。
PROBE ICONをタッチして、下に表
示されるプローブ選択を表示して
ください。

エッジ検出器でのプロービング

手動もしくは自動で形状点を調べることが
できます。

照準:
希望の位置に照準を移動
し、ENTERキーを押してください。

自動照準:
ステージを移動させて、照準を測
定したいポイントの上に重ねてく
ださい。 しばらくした後、そのプロ
ーブ点が入力されます。
手動エッジ検出:
ステージを動かしてエッジ検出器
を希望の位置にあわせ、 ENTER
キーを押してください。
自動エッジ検出:
ステージを動かしてエッジ検出器
を希望の位置にあわせてくださ
い。 プローブ点が入力されます。

部品の位置調整

位置調整を行い、部品の位置合わせのミ
スから起こる誤差を除去してください。

1. ステージ上での部品の位置合わせ
部品の基準エッジを測定軸に合わせま
す。

設定
操作

ビデオプローブオプション

照準、照準オフセット、一重エッジおよび
ビデオプローブでの多重エッジを用いて
部品形状を調べることができます。 画面
上の照準をタッチしてプローブを選択して
ください。

照準:
手動もしくは自動で1点を調
べることができます。

照準オフセット:
照準線は部分形状の視界を
良くするための3ピクセルの
オフセットを含んでいます。
手動もしくは自動で1点を調
べることができます。