Tomei Powered ARMS M7960 User Manual
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240ℓ/h以上(燃圧3kg/㎠時)
推奨:TOMEI 255ℓ/h(燃圧3kg/㎠時)
インジェクター容量×気筒数×0.06=必要とする毎時吐出量(フューエルポンプ容量)です。
ポンプの追従性を考慮し、80~90%位で使用できるように選択してください。
目標馬力に見合った容量のクリーナーを選択してください。
高ブーストをかけた場合、純正サクションでは変形等が起こる場合があります。これを交換することで
吸入効率を良くすることができます。ただし、エアフロを活かした状態でストレートタイプを採用すると、
アイドリングがラフになったり、エンジンストールしやすくなったりする可能性があります。
タービンで加圧された空気は、圧縮されてエンジンへと送り込まれます。その際、圧縮された空気は
熱を持ち膨張してしまいます。そうすると過給された空気密度も下がり、燃焼効率が悪くなり本来の
性能が出せません。そこで、タービンとエンジンの間にインタークーラーを設けることで圧縮された空気を通し、
走行風を当てることで圧縮空気を冷却します。こうすることで、密度の高い圧縮空気を
エンジンへ送り込むことが可能になり、燃焼効率が向上され本来の性能を得ることが可能になります。
GENESISの場合、ノーマルインタークーラーの容量が極端に少ないため、ノーマルを使用する場合は
セッティングの際、吸気温度に注意して実施してください。
ブローオフバルブ
(リサキュレーションバルブ)
STD仕様
ノーマルエアフロもしくはエアフロレス
STEP UP 仕様
STD仕様
高効率タイプ
STEP UP 仕様
STEP UP 仕様
ノーマルもしくは純正交換タイプ
インタークーラー
ストレートタイプ
STD仕様
純正交換タイプ以上の効率の良いもの
STEP UP 仕様
大容量高効率タイプ
STD仕様
STD仕様
必要燃料ポンプ容量
推奨:強化タイプ (大気解放不可)
STEP UP 仕様
STD仕様
STEP UP 仕様
項目
推奨設定
エアクリーナー
サクションパイプ
エアフロ
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(リサキュレ ションバルブ)
タービンにより過給された空気がスロットルを閉じることで行き場を失い、パイプ内にとどまることで
タービンの回転を急激に止めようとする力が働き、タービンに大きな負担が掛かってしまいます。
これを防ぐためにタービンとスロットルの間にブローオフバルブ設置し、行き場を失った空気をエアフロと
タービンの間に循環させ、タービンを保護するのがブローオフバルブの役割です。
ノーマルブローオフバルブを高過給圧で使用した場合、ある程度の過給がかかるとわずかにリリーフして
しまうため、タービンの性能をフルに発揮できず、ピックアップが悪くなったり、最高出力が落ちてしまう場合が
あるので、強化タイプの使用をお薦めします。また、ブローオフバルブのリリーフを大気解放にした場合、
タービンに対しては再循環した場合と同様の働きがありますが、エアフロメーターの誤作動の原因になります。
必ず再循環させてください。
カムシャフトを交換して得た排気圧力を、より効率良くタービンホイールに当てるために、
エキゾーストマニホールドを効率の良い物に交換します。これにより、大きい排気圧力をスムーズに
タービンホイールに当てることができ、さらにブーストの立ち上がりが鋭くなります。
ノーマルのアウトレットのままでは、効率良く排気ガスを抜ききることができません。特に高回転、
高ブーストでは排気が詰まってしまい、結果的に排気ガスがタービンをうまく流れることができず、
ブーストが安定しなくなります。そこで、アウトレットを大口径の物に交換することで送り込まれた排気ガスを
しっかり抜くことが可能になり、ブーストが安定するだけでなく、タービンの効率が上がりブーストの
ピックアップが良くなります。
アウトレット同様、排気の流れをスムーズにすることで、中間域のピックアップ、高回転の伸び共に良くなります。
ノーマル
STEP UP 仕様
大容量高効率タイプ
エキゾーストマニホールド
フロントパイプ
タービンアウトレット
STEP UP 仕様
STD仕様
ノーマル
STEP UP 仕様
大容量高効率タイプ
STD仕様
推奨:パイプ径φ76.3相当
STEP UP 仕様
STD仕様
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