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Cwm3シリーズの基本, Cwm3シリーズ・スピーカーの位置, Cwm3シリーズ・スピー – Bowers & Wilkins CWM3 User Manual

Page 58: カーの位置 53

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1. 開梱

壁埋め込み式スピーカーのCWM3シリーズは、用途に

応じたカスタム設置と高音質の音声再生を実現すべく

設計されているため、特にプールなどの湿気の多いとこ

ろでお使いいただくのに適しています。本マニュアルで

は、従来型のスタッドとシートロック(梁と石膏ボード)

を使用した壁へのCWM3シリーズ・埋め込み式スピー

カーの取り付け方法を説明します。最初に、同梱品を説

明します。

1. CWM3シリーズ・スピーカー 2

2. CWM3シリーズ・スピーカーグリル 2

3. 開口部用テンプレート 2

4. ペイントマスク 2

5. クイック・スタートガイド

6. 保証情報

2. CWM3シリーズの基本

壁埋め込み式スピーカー・CWM3シリーズは、スピーカ

ー・ドライバー、クロスオーバー回路とコネクターを搭載

したバッフルとマグネット取り付け式グリルで構成され

ています。バッフルは外側に回転して締めるクランプで

壁の開口部に固定します。

壁埋め込み式スピーカー・CWM3シリーズの場合、下表

に記されている壁の開口部と奥行き寸法が必要です。

モデル CWM362

開口部の高さ 275mm

開口部の幅 181mm

最小必要奥行き 76mm

注意: CWM3シリーズのスピーカーには、

「新設」

で設置するためのプレマウント・キットとバックボッ

クスをご用意しています。プレマウント・キットの使

い方は第5項をご覧ください。バックボックスの使

い方は、別紙「CI300バックボックスの設置」をご覧

ください。

CWM3シリーズ・スピーカーを取り付ける前に、壁の取

り付け予定位置に取り付けの邪魔になる配管やダクト、

配線などの障害物がないことを確認してください。既存

の乾式壁構造では、スタッド探知器を使用して壁の構

造を把握し、配管探知器で取り付け予定位置をスキャ

ンしてください。

3. CWM3シリーズ・スピーカーの位置

リスニング環境におけるCWM3シリーズ・スピーカー

の適切な設置位置は、スピーカーの用途によって異な

ります。

一般的なバックグラウンド・オーディオとして使用する:

単体のCWM3シリーズ・スピーカーをバックグラウン

ド・オーディオ用に独立して使用する場合、設置の利便

性や構造条件に基づいてほぼどこにでも設置すること

ができます。音響的な制約で注意しなければならないこ

とは、コーナーに設置すると低周波数が著しく強調され

るため、コーナーへの設置は避けてください。

ステレオオーディオとして使用する:

1組のCWM3シリーズ・スピーカーを従来のステレオ再

生で使用する場合、2台のスピーカーを3 m(10フィー

ト)から5 m(16.5フィート)離し、リスニングエリアの正

面からも同様に離して設置してください。コーナーへの

設置は避け、各スピーカーの周辺の音響環境が同じに

なるようにしてください。

注意: 異なる音響環境とは、例えば一方は裸壁で、

もう一方は厚いカーテンのかかった窓のような状

況を指します。

マルチ・チャンネルオーディオとして使用する:

複数のCWM3シリーズ・スピーカーをマルチ・チャンネ

ル・オーディオビジュアル・システムで使用する場合、左

右のフロント・スピーカーは、スクリーンから約0.5 m

(20インチ)離してスクリーンの横に設置します。セン

ター・チャンネル・スピーカーは、スクリーンの真上か真

下、音響透過形スクリーンを使用する場合は、直接スク

リーンの後ろに設置してください。サラウンド・チャンネ

ルとして用いるCWM3シリーズ・スピーカーは、リスニン

グポジションの真後ろと左右側面に設置してください。

どのスピーカーもコーナーへの設置は避け、フロントお

よびサラウンド・スピーカーの各音響環境が同じになる

ようにしてください。

注意: 異なる音響環境とは、例えば一方は裸壁で、

もう一方は厚いカーテンのかかった窓のような状

況を指します。

一般的なスピーカーの設置位置のガイドラインは、図2

をご覧ください。

注意: 壁埋め込み式スピーカーは、その性質上、音

響的に最適な位置にスピーカーを設置することが

難しい場合もあります。その場合は、できる限り適切

な位置に近くなるよう設置してください。必要であれ

ば、お近くのBowers&Wilkins販売店までお問い

合わせください。

注意: CWM3シリーズのドライブ・ユニットは漏洩

磁場を発生させます。ブラウン管画面や磁気カード

など磁気の影響を受けやすいものは、スピーカーか

ら少なくとも0.5 m(20インチ)以上離して置いてお

くことをお薦めします。液晶ディスプレイやプラズマ

ディスプレイは磁気の影響を受けません。

0.5m (20 in) 0.5m (20 in)

0.5m (20 in)

0.5m (20 in)

3m (10 ft) - 5m (16.5ft)

3m (10 ft) - 5m (16.5ft)

3m (10 ft) -

5m (16.5ft)

図2

設置位置

図1

開口部と高さのクリアランス

3m (10 ft) - 5m (16.5 ft)

0.5m (20in)

0.5m (20in)

0.5m (20in)

0.5m (20in)

3m (10 ft) -

5m (16.5 ft)

181mm (7.2in)

27

5m

m

(

10

.9

in

)

76mm (3in)

ステレオオーディオとして使用する

マルチ・チャンネルオーディオとして使用する