Enerpac TQ-700E User Manual
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5.0 操作
5.1 ポンプを操作する前に
1.
セクション4.1と4.2の説明に従って、
タンクブリーザを取り付け
て、
オイルレベルを点検します。
2. トルクオーバーレイを使用する場合、セクション5.5の説明に従っ
て取り付けます。
3. 圧力(トルク)をセクション5.6の説明に従って設定します。
4. セクション4.4の説明に従って、油圧ホースを接続します
5.2 ペンダントの操作
図6参照
ペンダントの「ON/ADV」ボタン:
ボタンを押すと -
• モーターが始動します。
• レンチは、ボタンを押し下げている限り、前進し続けます。
ボタンを放すと -
• レンチが後退します。
• モーターは20秒間作動し続けます。
ペンダント
「OFF」ボタン:
ボタンを押すと、モーターが急停止します。(時間遅延なし)
5.3 ポンプの操作
重要: 可能であれば、
トルクレンチとポンプは、各1名のオペレーター
が操作してください。 これにより、
オペレーターがレンチの位置を合
わせているときに、ポンプが誤って始動する事故を防止できます。
警告: 以下の手順に従って、ポンプのモーターを始動させ、
バルブを自動的に切り替え、
トルクレンチを後退させること
ができます。 モーターを始動する前に、人身傷害や装置破
損を防止するため、
トルクレンチの位置を確認してください。
1. ポンプを始動するには、ペンダントの「ON/ADV」ボタンを押しま
す。 図6を参照してください。
モーターが自動的に始動して、
レンチが
前進し始めます。 ボタンを押し下げている間、
レンチは前進し続けま
す。 圧力計には、前進サーキットの圧力が表示されます。
2. レンチを後退させるには、
「ON/ADV」ボタンを放します。 ボタンを
放した後、圧力計には後退サーキット(Rポートバイパス)の圧力(約
117-124 bar[1700 ‒ 1800 psi])が表示されます。
3. 「OFF」ボタンを押すと、ポンプが停止します。
注: 「ON/ADV」ボタンを20秒間押さないままでいると、ポンプの内
蔵タイマーによりモーターが自動的に停止します。
注: レンチを初めてポンプに接続するとき、油圧サーキット内に空気
が閉じこめられている可能性があります。 ポンプの下にレンチと真っ
直ぐなホースを配置してエアを抜きます。 必要に応じて、前進と後退
が円滑になるまで、負荷をかけずにレンチを操作します。
5.4 除圧
レンチとホースの油圧を除去するには:
• 「OFF」ボタンを押し下げます。 図7を参照してください。
• 「OFF」ボタンを押し下げたまま、圧力計の表示がが(0)bar/psiに
なるまで、
「ON/ADV」ボタンを押して放す操作を3回以上繰り返しま
す。 これでホースを外すことができます。
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2.
力計の表示が(0)
bar/psiになるま
で、
「ON/ADV」ボ
タンを3回以上押
します。
1.
「OFF」ボタ
ンを押し下げ
ます。
図7 除圧(ペンダントボタン使用)。
図8 手動オーバーライドボタ
ン(バルブ上部)
ペンダントボタンを使用して圧力
を除去できない場合、バルブアセ
ンブリ上部の手動オーバーライド
ボタンを押し下げます。 これによ
り、バルブスプールが手動で切り
替えられ、閉じ込められている圧
力が除去されます。
重要: 手動オーバーライドボタン
は、停電時などの緊急時にのみ使
用してください。
5.5 圧力計トルクオーバーレイ
ンプには、お選びいただいたEnerpacトルクレンチモデル用のトルク
オーバーレイが付属されています。
トルクオーバーレイを圧力計の目盛面にかぶせるだけで、圧力読み
取りとトルク読み取りが入れ替えられます。 オーバーレイの一方の面
にはヤードポンド単位(ft-lbs)、片方の面にはメートル単位(Nm)が
表示されます。 オーバーレイカバーを裏返すだけで、目盛の単位が
変わります。
警告: 各オーバーレイは、Enerpacトルクレンチモデル専用
サイズです。 他のレンチモデルには使用しないでくださ
い。
以下の手順に従って、
トルクオーバーレイを取り付けます。 図9を参
照してください。
1. ゲージシールドを固定している上の蝶ネジを外します。 下の2本
の蝶ネジは、緩めるだけにして、外さないでください。
2. 使用するオーバーレイをフランジブラケットにかぶせて、
オーバー
レイをブラケットのくぼみに合わせます。
重要: ご使用のEnerpacトルクレンチに適したオーバーレイが取り付
けられていることを必ず確認してください。
3. オーバーレイを位置決めした後、下の2本の蝶ネジを締め付けま
す。 上の蝶ネジを取り付け直して締め付けます。
4. トルク設定に必要な油圧については、
トルクレンチの説明書を参
照してください。 最大圧力は、
レンチやアクセサリの種類によって
異なりますので、
ご注意ください。
重要: レンチの操作手順と仕様については、
トルクレンチの説明書を
参照してください。