beautypg.com

5 チーム化(aft/alb/sft, 1 チーム化(aft/alb/sft)について, チーム化( aft/alb/sft – FUJITSU PG-LND101 User Manual

Page 30: チーム化( aft/alb/sft)について

background image

30

5

チーム化(

AFT/ALB/SFT)

この章では、チーム化(

AFT/ALB/SFT)について説明します。

5.1

チーム化(

AFT/ALB/SFT)について

AFT/ALB

AFT(アダプタ フォルト トレランス)とは、LAN カード(LAN アダプタ)を複数枚使用
して、サーバとスイッチ(ハブ)間の経路を二重化する技術です。使用中の経路(

Primary

link)で、スイッチのポート、ケーブル、LAN カードに異常が発生した場合

*)

、自動的

にもう一方の経路(

Secondary link)に処理を切り替え、通信を中断することなく続行しま

す。
なお、

AFT の場合、チーム内のポートはすべて同一スイッチに接続されている必要があり

ます。また、スイッチのスパニングツリー機能は、非活性状態(無効)にする必要があり
ます。

ALB(アダプティブ ロード バランシング)とは、AFT の二重化機能に加え、PRIMERGY
サーバからの送信データを、

2 枚の LAN カードに振り分け送受信性能を向上させる技術で

す(受信は、「詳細設定」の「受信ロードバランシング」を「無効」にすると

Primery Link

だけで行われます)。

AFT/ALB の構成例

SFT

SFT(スイッチ フォルト トレランス)とは、LAN カードが別々のスイッチに接続された
構成での二重化機能です。スイッチ側のスパニングツリー機能が活性化され、スイッチが
二重化された構成で使用できます。

LAN カードと、そのカードが接続されているスイッチ

との間に異常が発生したとき

*)

、使用する経路を切り替えます。しかし、スイッチとス

イッチの間(次の図←、↓、→)のエラーは検出できません。そのようなエラーに対応す
るためには、スイッチのスパニングツリー機能を活性状態(有効)にする必要がありま
す。

`

BX600 サーバブレードにおいて、スイッチブレードを内蔵したシステム構成では、
ALB(アダプティブ ロード バランシング)機能は利用できません。

PRIMERGY

LAN

Primary link

Secondary link

LAN

LAN