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Enerpac VM43 User Manual

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ホースの上に重いものを落とさ

ないでください。強い衝撃によ

って、ホース内部のワイヤスト

ランドが損傷する恐れがあります。損傷して

いるホースに圧力をかけると、破裂する恐
れがあります。

重要:油圧装置は、ホースやスイ

ベルカブラを使って持ち上げな
いでください。安全に移動させる
ために、キャリングハンドルやそ

の他の手段を用いてください。

注意:油圧装置は、火気や熱源
から離してください。過熱によ

って、パッキンやシールが柔ら

かくなり、液漏れが生じます。また、熱によっ

て.ホース材やパッキンが劣化します。最適

な性能を保つには、装置を65℃(150°

F)以

上の温度にさらさないでください。ホースや

シリンダに対する溶接スバッタは避けてく

ださい。

危険:加圧されているホースには.

触れないでください。加圧状態の

オイルが漏れて皮膚に浸透する

と、重大な人身事故の原因となります。オイ

ルが皮膚下にしみ込んだ場合,すぐに医師
の診断を受けてください。

警告:油圧シリンダは、必ず連結シス

テムで使用してください。

カプラを接

続していないシリンダは使用しない

でください。シリンダは、極度な過荷重を受

けると部品が破壊されて重大な人身事故の
原因となります。

警告:荷揚げの前に、安定して設置

されていることを確かめてください。

シリンダは、荷物の重量に耐えるこ

とができる平面に配置してください。適用で

きる場合は、シリンダベースを使用してさら

に安定性を確保してください。シリンダは、
ベースやその他の支持物を取り付ける際
に、溶接したり変形させないでください。

荷物が直接シリンダプランジャ上

の中心置かれない状態は避けてく

ださい。偏心荷重は、シリンダとプ

ランジャに相当なひずみを与えます。また、

荷重が滑ったり落下して、危険な状況を引き
起こす恐れがあります。

荷物はサドル全面に渡って均等に

配置してください。プランジャを保
護するため、必ずサドルを使用して

ください。

重要:資格を持った油圧技術者以

外は、ポンプあるいはシステム構成
品の点検修理を行わないでくださ

い。点検修理についてはお近くの正規エナ
パックサービスセンターにご連絡ください。
保証を受けるためには、必ずエナパックオ

イルを使用してください。

警告:摩耗したり損傷した部品は、直

ちにエナパックの純正部品と交換し

てください。市販の標準部品は、破損

して人身事故や器物破損の原因となる場合

があります。エナパック製の部品は、高荷重
に適合および耐えるように設計製造されて
います。

3.0

般情報

エナパックバルブは、設計の段階で次の機

能を1つに統合しています。

作動圧700気圧

負荷の保持

電気停止時安全制御

手動によるオーバーライド(ポンプの稼
働が必要)

エナパックバルブは、エナパック電動ポ

ンプおよび電気制御用に特別に設計さ

れています。

使用者による調整が可能な逃し弁

ゲージボート

3.1

容量

容量は14.8L/分[3.9 GPM]

4.0

取り付け

1.

同梱のガスケットとファスナを使用し

て、エナパックポンプにバルブを取り付

けます。必要な手順を行い、ポンプの圧
力チューブのOリングとバックアップが
破損していないか確認します。

2

.

配電箱のソレノイドコード2本をバル

ブに接続します(注: 接地した115V電

源にVE33-115とVE43-115を接続。)

注意: バルブの取り付けに慣れ

ていない場合、この手順は正規

エナパックサービスセンターが

行います。

3.

ホースとシリンダを接続し固定します。

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