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Dell PowerEdge M605 User Manual

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はじめに

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スタック ID の自動割り当て

スタックが構築される間に、各スイッチにスタック ID が割り当てられます。スタック ID

の割り当てが完了すると、各スイッチはスタック ID を不揮発性のフラッシュメモリに保存

します。スタック ID は、CLI または Web インタフェースを使用して表示することがで

きます。

ファームウェアバージョンの確認

スタック ID の割り当てに続いて、マスタースイッチは一貫性のチェックを行い、スタック

内のすべてのスイッチで同じバージョンのファームウェアが実行されていることを確認し

ます。
スイッチのソフトウェアバージョンが一致しないと、メンバースイッチのポートの使用が

有効になりません。この状態はサスペンドスタッキングモードと呼ばれています。この場

合は、メンバースイッチのファームウェアとマスタースイッチで実行中のファームウェア

を同期化します。

システムの初期化

ファームウェアバージョンの一貫性のチェック中に、すべてのスイッチで実行されている

ファームウェアが同一バージョンであると判断されると、スイッチはスタッキングモード

用に初期化されます。

標準スタッキングモード用の初期化

マスタースイッチは、前回保存されたシステム設定ファイルを使用してスタックを初期化

します。設定ファイルを持たないスイッチには、デフォルト設定が適用されます。
設定ファイルが破損すると、スタックは初期化され、工場出荷時のデフォルト設定になり

ます。
設定ファイルは保存できます。マスタースイッチは設定ファイルをメンバースイッチに自

動的に配信します。マスタースイッチが後に使用できなくなると、メンバースイッチの 1

台が新しいマスタースイッチとなり、マスタースイッチから同期化された最新の設定情報

を使用してスタックが設定されます。

サスペンドスタッキングモード用の初期化

システムの初期化が完了すると、スタックのファームウェアバージョンが一致していない

場合、マスタースイッチはサスペンドスタッキングモードに入ります。このモードでは、

設定ファイル情報によって初期化されるのはマスタースイッチだけです。メンバースイッ

チはいずれも初期化されません。このため、メンバースイッチはすべて非稼動モードのま

まとなります。

メモ:

すべてのポートがデフォルトでは無効になっています。

JR181.book Page 115 Thursday, June 7, 2007 11:48 AM