初期設定 – Dell PowerEdge M605 User Manual
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はじめに
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初期設定
メモ:
単純な初期設定のプロセスは、以下を前提に実行されます。
• PowerConnect スイッチがこれまで設定されたことがなく、工場出荷時の状態のまま
であること。
• PowerConnect スイッチが正常に起動していること。
• コンソールへの接続が確立していて、VT100 ターミナル(または同等のデバイス)
の画面に Dell Easy Setup Wizard のプロンプトが表示されること。
スイッチの初期設定はコンソールポートを介して行います。初期設定が完了すれば、
すでに接続されているコンソールポートから、または初期設定時に定義したインタフェー
スを介してリモートで、スイッチを管理することができます。
メモ:
スイッチはデフォルトのユーザー名とパスワードを使用して設定されていません。
メモ:
Telnet(Telnet クライアント)または HTTP(Web ブラウザ)経由でスイッチをリモー
ト管理するには、以下のすべての設定が必要です。
スイッチの初期設定を行う前に、ネットワーク管理者から以下の情報を入手してください。
• 管理 VLAN に割り当てる IP アドレス。
• ネットワークの IP サブネットマスク。
• 管理 VLAN デフォルトゲートウェイの IP アドレス。
初期設定の手順
初期設定は、Dell Easy Setup Wizard または CLI(コマンドラインインタフェース)を使用
して実行します。スイッチの設定ファイルが空の場合、セットアップウィザードは自動的
に起動します。ウィザードは Ctrl+Z を押せばいつでも終了できますが、設定した情報はす
べて破棄されます(デフォルト値が使用されます)。CLI を使用する初期設定の詳細につい
ては、『ユーザーズガイド』を参照してください。本書では、スイッチの初期設定にセット
アップウィザードを使用する方法について説明します。ウィザードにより、
スイッチに以下の設定が行われます。
• 有効なパスワードが設定された初期特権ユーザーアカウントを設定。セットアップ中
に 1 つの特権ユーザーアカウントが設定されます。
• CLI ログインと HTTP アクセスによってローカル認証の設定のみを使用できるようにし
ます。
• 管理 VLAN 用の IP アドレスを設定します。
• SNMP マネージャが所定の IP アドレスで使用する SNMP コミュニティストリングを設
定します。このスイッチに SNMP 管理を使用しない場合は、この手順を省略して構い
ません。
• すべての IP アドレスから管理サーバー IP の指定や管理アクセスの許可ができるよう
になります。
• デフォルトゲートウェイの IP アドレスを設定します。
JR181.book Page 110 Thursday, June 7, 2007 11:48 AM