ターミナルとスイッチの接続 – Dell PowerEdge M605 User Manual
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はじめに
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ターミナルとスイッチの接続
シリアルコンソール経由でスイッチの監視と設定を行うには、スイッチ背面のコンソール
ポートを使用して、VT100 ターミナルに、または VT100 ターミナルエミュレーションソフ
トウェアを実行しているコンピュータにスイッチを接続します。コンソールポートは、
データ端末装置(DTE)のコネクタとして実装されています。
コンソールポートを使用するために必要なものは以下のとおりです。
• VT100 互換のターミナル、または VT100 ターミナルエミュレーションソフトウェアを
実行している、シリアルポートが装備されたデスクトップまたはポータブルコン
ピュータ
• コンソールポート用の USB タイプ A コネクタ、ターミナル用の DB9 コネクタを備え
た付属のシリアルケーブル 1 本
スイッチのコンソールポートにターミナルを接続するには、以下の手順を実行します。
メモ:
スイッチのスタックを取り付ける場合は、電源を入れて設定を行う前に、スタックの
組み立てとケーブル接続を行う必要があります。
1
シリアルケーブルの DB9 コネクタを VT100 ターミナルエミュレーションソフトウェア
を実行しているターミナルに接続します。
2
ターミナルエミュレーションソフトウェアを以下のように設定します。
a
コンソールに接続する適切なシリアルポートを選択します(シリアルポート 1 ま
たはシリアルポート 2)。
b
データ速度を 9600 ボーに設定します。
c
データ形式を、データビット 8、ストップビット 1、パリティなしに設定します。
d
フロー制御をなしに設定します。
e
ターミナルエミュレーションモードを VT100 に設定します。
f
Function, Arrow, and Ctrl keys
(ファンクション、矢印、および Ctrl キー)に
Terminal keys
(ターミナルキー)を設定します。設定が Microsoft
®
Windows
®
keys
ではなく Terminal keys になっていることを確認します。
メモ:
Microsoft Windows 2000 で HyperTerminal を使用する場合、Windows 2000 Service Pack 2
以降がインストールされていることを確認してください。Windows 2000 Service Pack 2 を使用
すると、ハイパーターミナルの VT100 エミュレーションで矢印キーが正しく機能します。
Windows 2000 のサービスパックの詳細については、www.microsoft.com を参照してください。
3
USB
ケーブルの USB タイプ A コネクタをスイッチの USB コンソールポートに直接接
続します。図 1-2 に示すように、PowerConnect M6220 シリーズの USB コンソール
ポートは、背面パネルの左側にあります。
メモ:
スイッチのスタックを取り付ける場合は、ターミナルをマスタースイッチに接続し
ます。スタックに初めて電源を入れると、スイッチ群の中からマスタースイッチが選ばれ
ます。スタック内のどの位置のスイッチも、マスタースイッチに選ばれる可能性があります。
ターミナルをメンバースイッチに接続すると、CLI は使用できなくなります。
JR181.book Page 108 Thursday, June 7, 2007 11:48 AM