beautypg.com

説明シート – Enerpac VM32 User Manual

Page 41

background image

L2615 Rev.

C 08/07

エナパック製品のリペアーパーツシートはエナパックの
ホームページwww.enerpac.comよりダウンロードして
入手することが出来ます。またはお近くのエナパック認
定サービスセンターあるいはエナパック営業所にお問
い合わせください。

1.0 納品時の重要指示

全ての部品に運送中の損傷がないか目視で確かめてく
ださい。運送中の損傷は保証されません。運送中の損
傷が見つかった場合、すぐに運送業者に連絡してくださ
い。運送中に生じた損傷については、運送業者が修理費
や交換費を全て負担します。

安全第一

2.0 安全事項

指示、警告、注意は必ずよくお読みくだ
さい。安全注意事項に従って、

システ

ム操作中に人身事故や器物破損が起

こらないようにしてください。エナパッ

クは、不安全な製品の使用、保守の不足、製品及び/又は

システムの不正な操作から生じる損傷や怪我には責任
を負いません。安全注意事項及び操作に関して疑問点

があれば、エナパックまでお間い合わせください。高圧
油圧の安全に関する訓練を受けたことがない場合、無
料のエナパックハイドロリック安全コースについて、担
当の販売店又はサービスセンターにお問い合わせくだ

さい。

以下の注意及び警告に従わない場合、装置破損や人身
事故の原因となる恐れがあります。

注意は、装置やその他器物の破損を防止するための、適
正な操作や保守手順を示す場合に使われます。

警告は、人身事故を予防するために適正な手順や心得
が必要な潜在的な危険性を示します。

危険は、重傷や死亡事故の原因となる恐れがある禁止
行為又は必須行為を示します。

警告:油圧機器を取り扱う際は、適切な保護
用具を装着してください。

警告:油圧によって支える荷物

はきれいに

しておいてください。

シリンダを

荷揚げのた

めに利用する場合、絶対に荷重

保持には使

用しないでください。荷物を揚

げ降ろした後は、必ず機械的なブロック

(固定)を施して

ください。

警告:荷物の保持には、必ず頑丈なものを
使用してください。
荷物を支持可能なスチ
ール製又は木製のブロックを慎重に選ん

でください。

どのような荷揚げ又はプレスであっても、油

圧シリンダを絶対にシム又はスペーサーとして使用しな
いてください 。

危険:操作中は、人身事故を防止
するため、

シリンダや作業物から

手足を離してください。

警告:装置の定格を超えないようにしてくだ
さい。

シリンダの能力を超える重量の荷揚

げは絶対に行わないでください。過荷重は、

装置の故障や場合によっては人身事故の原因となりま
す。

シリンダに設計されている最大圧力は、70 Mpa (

10,000 psi)

です。

ジャッキやシリンダは、定格を超える圧

力のポンプには接続しないでください。

リリーフバルブは、ポンプの最大定格圧

力以上の高圧に設定しないでください。
高圧に設定すると、装置の破損及び/又は
人身事故の原因となる恐れがあります。

警告:システムの使用圧力は、

システム内の最

低定格部品の圧力定格を超えないようにして

ください。圧力計をシステムに取リ付けて、使

用圧力をモニターしてください。

システムの監

視は、各自が行ってください。

注意:油圧ホースを損傷させないでくださ
い。油圧ホースは、敷設時に折り曲げたりね

じったりしないでください。折れ曲がったり

ねじれたホースを使用すると、大きな逆圧が発生しま
す。ホースを折れ曲がったりねじれたままにしておくと、
ホースの内部が損傷して、早期故障を引き起こします。

ホースの上に重いものを落とさないでく
ださい。強い衝撃によって、ホース内部
のワイヤストランドが損傷する恐れがあ

ります。損傷しているホースに圧力をか

けると、破裂する恐れがあります。

重要:油圧装置は、ホースやスイベルカブ

ラを使って持ち上げないでください。安全

に移動させるために、キャリングハンドル
やその他の手段を用いてください。

注意:油圧装置は、火気や熱源から離

してください。過熱によって、パッキン

やシールが柔らかくなり、液漏れが生じ

ます。

また、熱によって.ホース材やパッ

キンが劣化します。最適な性能を保つには、装置を
65℃(150°

F)以上の温度にさらさないでください。ホー

スやシリンダに対する溶接スバッタは避けてください。

危険:加圧されているホースには.触れない

でください。加圧状態のオイルが漏れて皮

膚に浸透すると、重大な人身事故の原因と

なります。オイルが皮膚下にしみ込んだ場合,すぐに医師
の診断を受けてください。

警告:油圧シリンダは、必ず連結システムで使
用してください。

カプラを接続していないシリ

ンダは使用しないでください。

シリンダは、極

度な過荷重を受けると部品が破壊されて重大な人身事
故の原因となります。

警告:荷揚げの前に、安定して設置されている

ことを確かめてください。

シリンダは、荷物の

重量に耐えることができる平面に配置してく
ださい。適用できる場合は、

シリンダベースを

説明シート

VM22、VM32 手動制御バルブ

41