警告 1. ctx-d2放電器&パーソナルマッチャー2, パルス放電とは – Muchmore CTX D2 User Manual
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警告
1. CTX-D2放電器&パーソナルマッチャー2
J 1
CTX-D2放電器&パーソナルマッチャー2(以後、CTX-D2)はR/C用バッテリーの為のマ
イクロプロセッサーを搭載した最先端の放電システムです。CTXテクノロジーは、マッチ
モア研究開発チーム、ファクトリー・チームドライバーおよび世界チャンピオン(原篤志選
手、マーク・ライナート選手、スリカーン・チャイダスリヤ選手)によって開発されしました。
マッチモアでは次世代型放電器をいち早く開発し、導入することに成功しました。リニア
放電またはパスル放電によって、バラセルの1,2,3,4,5,6セルまたはバッテリーバーでつ
ながれたパックバッテリーを放電することができます。
- 16×2のBLACKバックライトLCDを採用
- IC制御による冷却ファンを採用
- ラストデータメモリー機能
- コンピューター接続用外部端子
Voltage
0.5sec
2.5sec
Time
e.g. 30A Pulse discharge
e.g. 5A Linear discharge
パルス放出とはバッテリーのデーターをチェックすることができる全く新しいタイプの
放電方法です。パルス放電を採用することにより、コンパクト設計で、30A放電を
可能としました。30Aパルス放電の放電時間は、リニア30A放電時間よりも実走行の
ランタイムに近く、よりモディファイドレースの放電レートに近づくことを可能としまし
た。レース前に、テーブル上で最適なバッテリーを選択することが可能です。
CTX-D2は放電開始後2分間のパルス放電で内部抵抗値(IR)を測定することが可能
です。内部抵抗値が低い数値を示した場合、そのバッテリーは高出力であることを
意味します。
テスト結果によると、GP3700(レースレベル)の新しいバッテリーはCTX-D2で
IR7~11、ランタイム350~380を示します。(2005年現在)
Voltage
Time
本体故障の原因となるサブ-Cサイズのバッテリー以外をCTX-D2で
放電しないで下さい。
CTX-D2は、サブ-CタイプのNi-CDかNi-MHバッテリーのみに使用してくだ
さい。
放電中、CTX-D2を放置しないで下さい。
CTX-D2のトレーの上でバッテリーを絶対に充電しないで下さい。
バッテリーは、+-の電極を確認してから、CTX-D2へ接続してください。
電極を間違ってCTX-D2に接続した場合、故障する恐れがあります。また
、逆接によって、バッテリーが破損する恐れがありますので、十分ご注意
ください。
セルが触れないほど熱くなった場合、設定もしくは何らかの不具合が生じ
ている可能性があります。直ぐにCTX-D2からバッテリーを外す必要があ
りますので、火傷に十分注意して速やかにバッテリー外してください。
Muchmore Racing(またはマッチモア関連輸入業者)は、これらの人為的な
ミスによる損害および傷害に対する一切の責任を負いませんことをご了承
下さい。
CTX-D2を濡らさないでで下さい。濡れた手で触らないで下さい。
カーペット、布やタオルで、CTX-D2本体下部の穴を塞がないで使用しで
下さい。
CTX-D2上部の冷却用ファンか穴も決して塞がないで下さい。
使用中以外は、CTX-D2の電源を親電源から外してください。
バラセルの1、2、3、4、5、6セルまたはバッテリーバーでつながれたパック
バッテリー(1~6セル)の放電以外には使用しないで下さい。
110/230のVAC動力源にCTX-D2を直接接続しないでください(マッチモア
製パワーマスターワールドエディション2(24A電源#MM-CTXP3)をお使い
になることをお勧めいたします。)。CTX-D2を初めてお使い頂く際、本体内
部より少々臭いを発することがありますが、これは本体内部の材料により
発生するものですので、使用上は全く問題ございません。
サイズ.......................................................................196Ч104Ч62mm
重さ.............................................................................................................
655g
放電可能セルタイプ...........................................1、2、3、4、5、6セル
最高放電アンペア..............................................リニア5A、パルス30A
カット電圧....0.0V(デッドショート)~1.20V(左範囲内で設定可能)
入力電圧.............................................................................................10~16V
放電容量....................................0~9990mAh(左範囲内で設定可能)
放電種類..................................リニア5A、デッドショート、パルス30A
ボタン数..............................................................................................................4
ファン......................................................................IC搭載型冷却ファン×2
仕様
2. パルス放電とは?