Fc san モジュールの ip アドレスの変更, Fc san モジュール cli を使用した ip アドレスの設定 – Dell POWEREDGE M1000E User Manual
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Dell 8/4Gbps FC SAN
モジュール基本操作ガイド
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FC SAN モジュールの IP アドレスの変更
デフォルトで、FC SAN Module の IP アドレスは、デフォルトのイーサネットサブネットマスク 255.255.255.0 で、
10.77.77.77
に設定されています。
IP
アドレスのリセットは 3 通りの方法で行うことができます。次のいずれかの方法で IP の値がセットされている場合、
IP
の値は FC SAN Module に保存されています。
•
FC SAN
モジュールのコマンドラインインターフェース(CLI)。
•
ブレードサーバーエンクロージャ CMC CLI。
•
ブレードサーバーエンクロージャの CMC グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)。
注目
イーサネットネットワークの要件にしたがって正しく IP アドレスを設定するまで、FC SAN Module を内部ネットワークに
接続しないでください。
メモ
FC SAN Module
の集中管理を可能にするため、ブレードサーバーエンクロージャの CMC GUI アプリケーションを使用して
IP
アドレスを設定することをお勧めします。
FC SAN モジュール CLI を使用した IP アドレスの設定
次のタスクを実行し、FC SAN モジュールの CLI を使用して、モジュールの IP アドレスを設定します。
手順 1:FC SAN モジュールとのターミナルセッションの確立
次の手順で、FC SAN Module と FC SAN モジュールの管理に使用されるブレードサーバーエンクロージャの管理ワークス
テーションの間で、ターミナルのエミュレーションセッションを確立します。セッションが確立できたら、モジュールに
ログインし、このモジュールの CLI コマンドを使ってモジュールを管理することができます。
1.
FC SAN
モジュールのシリアルコンソールポートと、FC SAN モジュールとターミナルエミュレーションセッションを
確立できるブレードサーバーエンクロージャ管理ワークステーションの間に、 のシリアルケーブルを接続します。手
順については、ブレードサーバーエンクロージャの『設定ガイド』を参照してください。
2.
ワークステーションで実行中のシリアル通信用のプログラムをすべて無効にします。
3.
ターミナルのエミュレータアプリケーション(PC 上のハイパーターミナル、LINUX/UNIX 環境の TERM 等)を使用し
て管理ワークステーションから FC SAN Module へターミナルセッションを確立します。この接続は、CLI コマンドを
使用したモジュールの IP アドレスのリセット時、およびその他設定タスクの実行時に使用します。
Windows 95
、98、2000、XP、NT の場合
a.
スタートをクリックして、すべてのプログラム -> アクセサリ -> 通信と選択します。
b.
ハイパーターミナルを選択し、接続名を入力します。
c.
ハイパーターミナルウィンドウで、接続ドロップダウンメニューをクリックして利用可能な COM ポートを選択
します。
d.
OK
をクリックします。
e.
COM
ポートのプロパティウィンドウで、次の設定値を選択します。
•
ビット
/
秒:
9600
•
データビット:
8
•
パリティ:なし
•
ストップビット:
1
•
フロー制御:なし