IKA RV 8 FLEX User Manual
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Fig.3
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試運転
本線プラグを差し込むと、装置を
動かすことができます。
ナスフラスコの充填
ナスフラスコにサンプルを充填し、試運転を行って下さい。そ
の際、ナスフラスコの容量の半分以上充填しないで下さい。
許容最大重量(ナスフラスコ+サンプ
ル)は 3㎏です。
ナスフラスコにサンプルを充填する前に、真空装置を用いて、
ご希望される値まで減圧して下さい。
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インレットパイプを用いてサンプルをナスフラスコに充填し
ます。
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ストップコックにインレットパイプを接続しサンプルにインレ
ットパイプを浸します。
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ストップコックを開くと、サンプルはナススラスコに充填し始
めます。
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真空状態の為、サンプルはフラスコに吸引されます。これに
より、サンプル損失を最小限にとどめる事ができます。
ヒーティングバスの準備
HB10
の取扱説明書も参照願います。
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昇降装置を最下部に移動させ、ナスフラスコに対するバスの
位置を調べます。大きめのナスフラスコを用いる場合や、回
転駆動部の角度によってはバスの位置を右に動かして調節
可能です。
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ナスフラスコが容量の2/3 までバス内の媒体(水、オイル)に
浸かるようにフラスコの位置を本体の昇降で調節します。
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作動時は、回転数を少しずつ上げて下さい。
注意:波を起こさない事。
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ヒーティングバスの電源を入れます。
注意:先に、フラスコの位置を決めバスの媒体に浸してから加
熱を開始して下さい。
Fig.5
電源ボタン (1)
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電源ボタンを押すと、装置が「待機」から「動作」モードに変
わります。
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電源ボタンを押した後、ディスプレイ(2)には「8.8.8.」と表示
した後、ソフトウェアバージョンが表示されます。
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ディスプレイには、
「設定値」が表示され、設定値を調節して
することが出来ます。
注記:例えば電源ケーブルを抜くなど主電源が遮断されるま
で装置の電源は切れません。
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回転数調節ノブ (3)
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ノブを押す事によって、駆動部が回転し始めます。
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設定速度に到達するまでの間、設定数値は点滅します。
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回転数調節ノブを回して、本体の回転数を調節します。
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回転を停止するには、ノブを再度押します。
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最後に表示された回転数の値は、保存されます。
機能キー ( (Fig.3)
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注意