危険 注意 注意 警告 – IKA RV 8 FLEX User Manual
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注意! 有毒な液体、気体、噴霧、蒸気、
埃、生物・微生物は、ユーザーに有害
な場合があります。
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スタンドは次の条件を満たす場所に設置してください。
: 十
分な広さがある。水平で安定している。清潔。滑らない。 乾燥
している。防火処理が施されている。
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ガラス組立品は、装置の高さを超えることがあるので、装置
より上に十分なスペースを確保して下さい。
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毎回使用する前に、必ず装置、付属品、とくにガラス部品に
破損がないか調べます。破損した部品を使わないこと。
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ガラス組立品に張力が加わらないようにします。次のような
場合、割れる危険があります。
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組み立ての不良による応力
-
外部からの機械的危険
-
各部の温度ピーク
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振動によりスタンドが動き始めないようにします。
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以下の原因による危険に注意して下さい。
-
可燃物
-
沸点が低い可燃サンプル
-
ガラスの割れ
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セットしたヒーティングバスの安全温
度制限より高い発火点のサンプル以
外は、処理、加熱しないこと。ヒーティ
ングバスの安全温度制限は、必ず、使
用するサンプルの発火点より25℃以
上低く設定してください。
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爆発性の雰囲気、危険物質のある場所、水中では、装置を操
作しないでください。
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処理するのは、処理により生まれる余分のエネルギーに対し
て、危険な反応を起こすことのないサンプルに限ります。この
注意は光の照射など、他の形で生まれる余剰エネルギーに
ついても当てはまります。
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装置の作業は、必ず動作をモニターしながら行います。
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圧力過剰の状態で操作しないで下さい。
(技術データを参
照)。
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駆動装置が十分に冷えるように、装置の換気穴を覆わないこ
と。
•
サンプルと駆動装置の間に静電気放電が生じ、直接の危険
となる場合があります。
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装置は、手動操作には適しません (リフトの動作を除く)。
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安全な動作は、
「オプション品」の章に記載する純正品を用
いる場合に限り、保証されます。
• HB10
ヒーティングバスの取扱説明書を参照してください。
•
オプション品については取扱説明書を参照してください。
(
例:真空ポンプ)
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ドラフトチャンバーの下にある真空ポンプの正圧口の位置
を合わせます。
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必ず、全面を閉じた排気装置、または同等の保護装置をつけ
て装置を使用して下さい。
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蒸留物質の量と種類は、蒸留設備のサイズに合わせます。ク
ーラーは正しく作動すること。クーラー出口のクーラント流量
をモニターします。
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ガラス機器は、通常の圧力で動作する場合(クーラーの開放
出口など)圧力が溜まるのを防ぐため、必ず換気します。
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気体、蒸気、微粒子物質の危険物質が、クーラーの出口から
放出することがあるので注意してください。この危険を防ぐ
ため、下流のコールドトラップ、ガス洗浄瓶、効果的な抽出装
置など、適当な対策を講じます。
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空にしたガラス容器は片側のみを加熱しないこと。ナスフラ
スコは加熱段階で回転させます。
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ガラス製品は 2 ㍊までの真空で動作するように設計されて
います。設備は加熱する前に空にします(「起動」の節を参
照)。設備は冷却してから空気にあてます。真空蒸留を行う場
合、液化していない蒸気は液化させるか、安全に放出させま
す。酸素があるために蒸留残滓が分解する恐れがある場合、
不活性ガスのみ応力解放の手段として使用できます。
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過酸化物の生成を防いでください。 有
機過酸化物は蒸留残滓と排気残滓に溜
まり、分解するときに爆発することがあ
ります。 有機過酸化物を生成しそうな
液体は、とりわけ紫外線などの灯りから
遠ざけ、蒸留する前に点検し、過酸化物
があれば排出します。既存の過酸化物
があれば取り除きます。多くの有機化合
物は、テトラリン、ジエン、クメン、アルデ
ヒド、ケトンなど非飽和炭化水素のほか
にも、デカリン、ジエチルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフランなど過酸化
物、また、これらの物質の溶液を生成す
る傾向があります。
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ヒーティングバス、粘度調節媒体、蒸発
器ピストン、ガラス組立品は、動作中高
温になり、その後も長くその状態が続き
ます。装置の作業を続ける前に、部品を
冷やします。
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突沸に注意してください。決して、回転
駆動装置のスイッチを入れずにヒーテ
ィングバスのナスフラスコを加熱しな
いこと。突然の泡立ちや排出ガスは、フ
ラスコの中身が分解し始めていること
を示します。直ちに加熱のスイッチを切
ります。昇降機構を利用しナスフラスコ
を上昇させヒーティングバスから取り出
します。危険区域から脱出し、周囲にい
る人にも警告します。
危険
危険
注意
注意
警告