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必要なシステム – Sony Security Camera User Manual

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必要なシステム

高信頼性の実現

NSR-100 は RAID 0、1+0、5 に、NSR-50 はスパニング

と RAID 1 に対応し、高信頼性を実現しています。RAID 1、
1+0、5 で使用した場合、仮にハードディスクのうち 1 台
が故障した場合でも、システムの運用が継続できます。ま
た、本体内に内蔵されたフラッシュメモリーにシステムソフ
トウェアおよび各種設定を記憶することにより、システムソ
フトウェアに異常が発生した場合でも、迅速なシステムの復
旧が可能です。さらに、UPS(無停電電源装置)

**

にも対

応し、システムとしての高い信頼性を実現しています。

スパニング:複数のハードディスクを仮想的に 1 台のハー
ドディスクとして使用する機能。

** 弊社推奨製品をご利用ください。

メモ

NSR-100 を RAID 0、NSR-50 をスパニングで使用した
場合、データの冗長性はありません。また、各 RAID レ
ベルによって記録容量は異なります。

その他の機能

・ 1 画面 1 画像から最大 8 × 8(64 画面)までの画面レ

イアウトに対応しています。

・ マニュアル記録、スケジュール記録、アラーム記録など

の多彩な記録モードをサポートしています。

・ 動体検知機能

1)

(Video Motion Detection(レコー

ダー))を標準装備しています。

・ カメラ名、日時、アラームなどをキーにして、記録画像

を検索できます。

・ 画像の特定部分を覆い隠し、プライバシー保護などに利

用できるダイナミックマスキング機能

2)

を標準搭載し

ています。マスキングエリアはパン(左右)、チルト

(上下)やズーム(拡大)にも追従します。

・ カメラから配信される画像処理結果である物体情報のメ

タデータを用いた各種フィルタリング

3)

を行うことに

よって、高度なアラーム処理が可能となりました。記録
済みのメタデータに対してもフィルタリングが可能なた
め、記録後に、気になる部分について検索できます。

・ 対応ネットワークカメラからの音声の記録/再生

3)

も対応しています。

1) 接続するカメラの台数によっては、機能に制限があります。
2) 接続するカメラの機種によっては、機能に制限があります。
3) メタデータを使用して動体、不動体検知を行う場合は、動体

検知メタデータに対応しているカメラが必要です。メタデー
タの利用は、32 台までサポートしています。

4) 別売のアクティブスピーカーが必要です。

重要

本書では、本機の設置と初期設定について説明していま
す。本機の詳細な設定については、本機に付属の NSR
Series Manual, Tool & Source Codes CD に収録されて
いる『ユーザーガイド』(PDF)を参照してください。

必要なシステム

本機を操作するために必要なハードウェアは以下のとお
りです。

・ ソニー製ネットワークカメラ

本機で使用できるソニー製ネットワークカメラについて
は、お買い上げ店にお問い合わせください。

・ モニター

1)

・ USB キーボード

2)

・ USB マウス

3)

・ ネットワークスイッチ
・ 1000 Base-T/100 Base-TX/10 Base-T ケーブル
・ CF(CompactFlash)または USB メモリー

4)

1) 本機で使用できるモニターについては、お買い上げ店にお問

い合わせください。

「Generic」タイプとして選択できるモニターは、以下のとお

りです。
各行の最後は周波数を示しています。
- Generic LCD Display; LCD Panel 1024x768; 40-70
- Generic LCD Display; LCD Panel 1280x1024; 50-75
- Generic LCD Display; LCD Panel 1600x1200; 60
- Generic CRT Display; Monitor 1024x768; 50-70
- Generic CRT Display; Monitor 1280x1024; 50-90
- Generic CRT Display; Monitor 1600x1200; 50-90
指定できる解像度は、以下のとおりです。
- XGA(1024 × 768)
- SXGA(1280 × 1024)
- UXGA(1600 × 1200)

2) USB キーボードは、ケーブル接続タイプをお使いください。

無線接続や赤外線接続タイプの USB キーボードでは動作し
ない場合があります。また、拡張ボタンなど、標準以外の機
能も動作しない場合があります。

3) USB マウスは、ケーブル接続タイプをお使いください。無線

接続や赤外線接続タイプの USB マウスでは動作しない場合
があります。また、3 ボタンやホイール以外の機能も動作し
ない場合があります。

4) ログなどのシステム情報を取得するために必要です。

- CF は、あらかじめ VFAT にフォーマットされているもの

をお使いください。

- USB メモリーは、一般的な USB マスストレージに対応し

ています。