DJI D-RTK 2 High-Precision GNSS Mobile Station User Manual
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2.
延長ロッドをトライポッドに挿入し、トライポッドのスリーブを締め付けます。次に、
D-RTK 2
本体
を延長ロッドに取り付け、
D-RTK 2
本体のロックナットを締め付けます。
D-RTK 2
上の気泡水準器の
気泡が黒い円の中(気泡水準器の上部から垂直に見て)にあることを確認します。
•
トライポッドが水平になった後、トライポッドまたは
D-RTK 2
モバイルステーションの位
置または角度を変更しないでください。変更した場合は再調整する必要があります。
•
設置環境には、広い視野が必要です。
GNSS
信号の吸収または遮断を防ぐため、
D-RTK 2
アンテナの水平平面上
15
°以上の区域内に障害物(木や建物)がないことを確認します。
•
設置場所は、
GNSS
信号への電磁干渉を避けるため、高電力放射線源(テレビ局、マイク
ロ波局など)から少なくとも
200 m
、高電圧伝送線から少なくとも
50 m
離れている必要が
あります。
•
マルチパス効果を減らすため、設置場所は、衛星信号の受信を強く妨害する大面積の水面
や物体から離れている必要があります。
使用できる操作モードは、
D-RTK 2
モバイルステーションで使用されている製品によって異なります。
使用中の製品に応じて対応する操作モードを選択し、以下の手順に従ってください。
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1.
トライポッド内の延長ロッドを持ち上げて、
D-RTK 2
モバイルステーションを希望する高さに調整し、
スリーブを締め付けます。
2. D-RTK 2
モバイルステーションの電源をオンにして、システムの初期化が完了するまで待ち、操作モ
ード
1
または
4
に入ります。
3.
送信機と機体の電源を入れ、アプリが起動していることを確認します。
4.
アプリで、
[RTK
設定
]
に移動して機体の
RTK
機能を有効にします。
D-RTK 2
モバイルステーション
に
RTK
信号送信元を選択し、ステータス表示で接続を確認します。
P4 Multispectral
の機体を使用す
る場合、
[
接続
]
をタップしてベースステーションとの接続を確立します。
5.
システムが衛星の検索を開始するまで待ちます。
RTK
アイコンに
FIX
が表示されたら、または
RTK
設定のステータステーブルで機体の向きと測位の両方のステータスに
FIX
が表示されたらモーターを
起動します。
飛行中、
D-RTK 2
モバイルステーションが移動したり電源がオフになっていたりすると、機体
RTK
は
GNSS
モードに切り替わり、
RTK FIX
ステータスに戻りません。飛行後に
D-RTK 2
モ
バイルステーションを再起動して、
RTK FIX
ステータスを開始するのを待ちます。