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パワーオンセルフテスト(post), 電源をオンにする – Asus A4S User Manual

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使用の手引き

パワーオンセルフテスト(POST)

ノートパソコンの電源をオンにすると、パワーオンセルフテスト(POST)と呼ばれる一連の

ソフトウェア制御の診断テストが実行されます。POSTを制御するソフトウェアは、ノート

パソコンアーキテクチャの固定部分としてインストールされています。POSTには、ノート

パソコンのハードウェア構成に関する記録が含まれており、システムの診断チェックを行う

ために使用されます。この記録は、BIOSセットアッププログラムを使用することによって

作成されます。POSTが記録と既存のハードウェア間の相違を発見すると、BIOSセットアッ

プを実行することによって、相違を訂正するように要求するメッセージがスクリーンに表示

されます。テストが完了すると、ハードディスクにオペレーティングシステムがインストー

ルされていない場合、「オペレーティングシステムが見つかりません」というメッセージが

表示されます。これは、ハードディスクが正しく検出され、新しいオペレーティングシステ

ムをインストールする準備ができたことを示します。
S.M.A.R.T. (Self Monitoring and Reporting Technology)はPOST中にハードディスクドライ

ブをチェックし、ハードディスクドライブを修理する必要がある場合、警告メッセージを表

示します。起動中にハードディスクドライブの警告が表示されたら、データを直ちにバック

アップしWindows のディスクチェックプログラムを実行してください。Windowsのディス

クチェックプログラムを実行するには、(1)[マイコンピュータ] で任意のハードディスクド

ライブのアイコンを右クリックし、(2) [プロパティ] を選択し、(3) [ツール] タブをクリッ

クし、(4) [チェックする] をクリックし、(5)ハードディスクドライブを選択し、(6) [開始]

を選択して物理的損傷をチェックし、(7)[スタート]をクリックします。SymantecのNorton

Disk Doctorなどのサードパーティ製のディスクユーティリティは同じ機能を備えています

が、使いやすさと機能においてそれらのユーティリティのほうが勝っています。

電源をオンにする

電源をオンにすると、ノートパソコンの電源オンメッセージがスクリーンに表示されます。

必要に応じ、ホットキーを使用して輝度を調節することができます。システム構成を設定ま

たは修正するためにBIOSセットアップを実行する必要がある場合、起動時に[F2]を押して

BIOSセットアップに入ります。スプラッシュスクリーンの間に[Tab]を押すと、BIOSバージ

ョンなどの起動情報が表示されます。[ESC]を押すと、利用可能なデバイスから選択して起動

するための、起動メニューが表示されます。

注:起動する前に、再度電源をオンにするとディスプレイパネルが点滅します。これは、ノ

ートパソコンのテストルーチンの一部で、ディスプレイの故障ではありません。

注意! ディスクチェックユーティリティを実行した後にも、起動中にメッセージが表示さ

れる場合、ノートパソコンの修理が必要です。そのまま使用すると、データが失われる

ことがあります。

注意! ハードディスクドライブを守るために、一度電源が切れてからもう一度電源を入れ

るまでに、5秒以上時間をおいてください。