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Carl Zeiss 8x56 Conquest HD Binoculars User Manual

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アイピースの洗浄と交換

アイピース(全構造)は、双眼鏡から取り外し、交換、洗浄することができま
す。

クリック音がするまで、アイピース

(図 4)

を回し、上にひきだします。そし

て、先ほどと同じ方向にネジを回し、緩めることで、アイピースを取り外し
ます。洗浄、または交換後、クリック音がするまで、アイピースを、右(時計
回り)に回し、一番低いポジションに設定してください。引き続き、双眼鏡に
設置されたアイピースが、クリック音をさせるまで、右に回し、固定します。

眼幅調整(瞳孔間距離)

広角な画像を両眼でとらえることができるように、双眼鏡の中心部の軸受けを
使い、折り曲げることで、眼幅を調整します。

ピントの調節

この双眼鏡には、フォーカスノブ

(図 1/3)

とダイヤル調整

(図 1/1)

が装備さ

れています。
まず、右目を閉じて、フォーカスノブ

(図 1/3)

を使い、双眼鏡の左眼部分の

ピントを調節してください。その後、必要であれば、左目を閉じ、ダイヤル調

(図 1/1)

で微調整してください。

ダイヤル調整には、『+』『–』で数字が表記されており、調整の指標となりま
す(様々なユーザーのピント調整)。

注意:

片目ずつピントを調節する際、常に同じ対象物を見て、両眼とも同じ解

像度になるように、調節してください。上記手順でピント調節を行った後、様
々な距離の対象物を観察する場合は、フォーカスノブ

(図 1/3)

だけでピント調

節することができます。

持ち運び用ストラップおよびキャップの取り付け

ストラップ、接眼レンズキャップ、対物レンズキャップが付属品として同封さ
れています。

図 2 + 3 + 5

に示されている手順で、双眼鏡のストラップ取り付け

部に、ストラップを、取り付けてください。

対物レンズキャップ取り付け用ストラップは、対物レンズキャップ(右側ある
いは左側)に直接取り付けることができます。キャップに取り付けたストラッ
プは、本体の、持ち運び用ストラップや、ストラップ取り付け部に、取り付け
てください。

注意:

接眼レンズキャップのホールに、持ち運び用ストラップを通し、簡単に

本体に取り付けることができます。緩めたり引っ張ったりすることで、ストラ
ップの長さを調節し、図 3 のように取り付けます。もう片方も同じ手順で取り
付けます。あるいは、接眼レンズキャップを、片方のストラップにだけ、取り
付けることも可能です。

接眼レンズの使用

接眼レンズキャップは、アイピースを覆うように設置します。双眼鏡を使用す
る前に、接眼レンズキャップを、人差し指を使って取り外します。

対物レンズの使用

対物レンズキャップは、対物レンズを覆うように設置します。双眼鏡を使用す
る前に、対物レンズキャップを、人差し指を使って取り外します。

三脚への設置

Zeiss CONQUesT HD シリーズは、Zeiss 双眼鏡三脚アダプター 1/4“ または
ユニバーサル型 Zeiss 三脚アダプターを使 い、市販のカメラ用三脚に固定するこ
とができます。
ZEISS の三脚、Binofix 双眼鏡三脚アダプターの品番は、Zeiss CONQUesT
HD のアクセサリー』をご覧ください。

お手入れ、メンテナンス

この双眼鏡には、ZEISS LotuTec

®

コーティングが施されています。この大変

効果的な保護コーティングは、レンズの汚れを防ぎ、水滴を球状にしてはじく
ことで、撥水効果を発揮します。汚れがつきにくく、どんな汚れも、簡単に取
り除くことができます。LotuTec

®

コーティングの耐久性は大変高く、摩耗によ

り剥離する心配がありません。

レンズ表面のお手入れには、同封の ZEISS レンズクリーニングクロスをご利用
ください。油分、指紋、汚れなどを簡単に取り除くことができます。砂などの
粒子の大きな汚れがレンズに付着した場合は、クロスで拭き取らず、息を吹き
かけたり、筆などを使うことで、汚れを取り除いてください。洋服やハンカチ
などの布は、レンズを傷つけ、画質を下げてしまう恐れがあります。

定期的に、レンズ表面のお手入れを行うことをお勧めいたします。特に油分、
指紋などの汚れは、時間の経過と共にレンズを劣化させる作用を及ぼす場合が
あります。熱帯地域でのカビ等による汚れを防ぐには、本体を乾燥した場所に
保管し、レンズ表面を常に空気にさらしておくことが必要です。