Fp 発光, 後幕シンクロ撮影, 赤目緩和発光 – SIGMA ELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTL (シグマ用) User Manual
Page 8: Sa-300 を除く
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◆ マニュアル発光での適正露出は、次の計算式で割り出せます。
フラッシュの発光量(ガイドナンバー)/撮影距離(m)=絞り値(F)
(このフラッシュは、上記の計算より適正露出となる撮影距離を算出して表示します。ガイドナンバ
ーは巻末の[表
1]を参照してください。)
FP 発光
(
SA-300 を除く)
通常のフラッシュ撮影は、シャッター幕が全開になったときにフラッシュを光らせます。このため、同
調速度より高速のシャッターは使用できませんでした。
FP 発光はフラッシュを連続発光させて、シャ
ッターの走行開始から終了まで発光を維持することにより、同調速度より高速のシャッターの使用を可
能にしました。
① カメラの撮影モードを
M にセットします。
②
MODE ボタンで M を選択します。
③ +或いは-ボタンを押して液晶パネルに
を表示させます。
④ シャッター速度をセットします。
⑤ ピントを合わせ、レンズの距離目盛の示す撮影距離とフラッシ
ュの液晶パネル上に表示されている適正撮影距離がおおむね一
致するように、レンズの絞り値を変えます。
⑥ 充電完了を確認して撮影します。
◆
FP 発光では、フラッシュのガイドナンバーがシャッター速度によって変化し、光の到達距離が短く
なりますのでご注意ください。ガイドナンバーは巻末の[表
2]を参照してください。
◆
ワイドパネルは使用しないでください。また、後幕シンクロは設定できません。
◆
解除するには、
の表示を消します。
後幕シンクロ撮影
スローシンクロで、動いている被写体を撮影すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の前方に写し込ま
れます。これは、シャッター幕が全開したときにフラッシュが発光するため、フラッシュ発光後~シャッ
ター幕が閉じるまでの軌跡が写し込まれるためです(先幕シンクロ)。後幕シンクロモードを使用すると、
シャッター幕が全開した後、閉じるときにフラッシュが発光するため、シャッター幕全開~フラッシュ発
光までの軌跡が、動く被写体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。
① カメラの撮影モードをセットします。
② フラッシュのモードを選択します(
TTL、M モードで使用できま
す。
SD9、SD10、SD14、SD15 は M モードのみで使用可能です)。
③ +或いは-ボタンを押して液晶パネルに
を表示させます。
④ ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
◆ が消灯している時は、先幕シンクロに設定されています。
◆
SA-300、SA-300N、SA-5 の (全自動モード)では設定できません。
◆ 解除するには、
の表示を消します。
赤目緩和発光
フラッシュを使用して人物を撮影すると、目が赤く写ることがあります(赤目現象)
。人物撮影の時に
は赤目緩和発光機能を使用すると、シャッターが切れる前に約
1 秒間予備パルス発光を行い、赤目現
象を緩和させることができます。