Laerdal Nursing Anne (SimPad Capable) - Manual (Page 66)

Laerdal 4 Nursing Anne
静脈の交換 （皮膚は交換しない場合）
1 . 滑りを良くするため、液体洗剤を皮膚の内側へ（指の部分まで
入るよう）に流し込みます。
2 . 上腕部から静かに皮膚を引っ張り、腕から剥がします。皮膚を
巻き上げる方法では、かえってきつく締めることになりますの
でご注意ください。
3 . アームからチューブを外します。接着剤もきれいに剥がしてく
ださい。
4 . 静脈チューブをはめ込む溝をすすいで乾燥させ、アルコール綿
で拭きます。余分な接着剤を剥がしてください。
5 . 溝に沿って新しい静脈チューブを装着します（図 5 ）。必要に
応じて接着剤を使用してください。（瞬間接着剤の使用をお
薦めします。）
6 . 液体洗剤を充分に泡立て、腕を浸します。
皮膚をドライヤーなどで温めると柔らかくなり、
交換が容易になります。
7 . 皮膚に手を差し込みます。
8 . 手袋をはめるように、指の部分の皮膚を正しくフィットさせ
ます。
9 . 腕の部分の皮膚を正しくフィットさせます。
SimPad の接続
1 . マネキン背部から出ているケー
ブルを使い、ナーシング アン
をリンク ボックスに接続します
（写真
3 ）。マネキンによって
は、 SimPad 付属のケーブルを使
用する必要があります。
2 . マネキン本体から出ている透明
のチューブをケーブルと一緒に
接続します。
心音、呼吸音、腹部音の聴診につ
いて詳しくは SimPad の取扱説明書
をご覧ください。
血圧測定用アーム
1 . 血圧計のカフをアームに装着
します。
2 . カフのチューブをアーム下部の
透明なチューブに接続します
（写真
4 ）。
血圧測定について詳しくは
SimPad
の取扱説明書をご覧ください。
血圧アームには穿刺しないでください。
外性器
導尿と浣腸のトレーニング用に男女両方の外性器が用意されてい
ます。
一端にネジ式のキャップが付いたチューブ状のバルブがあり、
これで尿道と肛門をそれぞれのリザーバーに接続します。キャッ
プは外性器の裏側に装着し、コネクタの一端（柔らかいビニルタ
イプ）は、尿道と肛門のリザーバーに白いクランプを用いて接続
します。（付属するバルブのうち、長い方が尿リザーバー用、
短い方が肛門リザーバー用です。）
外性器の着脱には骨盤ピン
の着脱も忘れずに行ってく
ださい（図
6 ）。
骨盤ピンを必ず元に戻してください。
戻し忘れると骨盤が広がってしまい、
外性器をマネキンに装着できなくなる場合があります。
取外し方
1 . 腹部プレートを持ち上げます。
2 . 外性器の上部を後方に引っ張り、骨盤ピンを外します。
3 . これで腹部プレート、外性器とコネクタ、結腸リザーバーが
同時に取り外せます。
装着の仕方 （写真 5 、 6 、 7 ）
1 . 外性器に両方のバルブをねじ込みます。バルブ装着の際には
外性器、尿リザーバー（腹部プレート）、結腸リザーバーを
図
7 のように配置してください。
2 . 腹部プレートの端を持ち上げます。
3 . 外性器の上部を引き下げます。
4 . 骨盤内部に差し込みます。
5 . 骨盤ピンを元に戻します。
6 . 腹部プレートを元に戻します。
長い方が尿リザーバー用、
短い方が肛門リザーバー用です。
図5
写真3
写真4
図7
写真5
チューブをコネクタの凸部ま
で押し込みます。 写真6
クランプはここに取り付
けます。
写真7
クランプを取り付けてから
締めます。
図6