Bondioli&Pavesi 399USAG01_C User Manual
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ドライブシャフトを短くする方法
Bondioli & Pavesi 社では、いずれの場合にも製品の改造はしないようお勧めしています。
作業を進める前に、機械のご購入先販売業者または専門のサービスセンターまでご相談くださ
い。 伝動装置を短くする必要がある場合、以下の手順に従ってください。
保護を取り外します。
ドライブパイプを必要な長さに短くします。
伸縮型パイプは、通常作業の時長さが最低 1/2 は重なり合っている必要があります。ま
た、いずれにしてもあらゆる作業状況下で長さが最低 1/3 は重なり合っている必要があります。
なお、操作中伝動装置が稼動していない時にも、伸縮パイプのノッキングを防ぐため、適度の重
なり合いを保つようにしてスライドがスムーズに行われる状態にしておきます。
パイプの先端をやすりで慎重に削り、パイプについている削りくずをきれいに落としま
す。
保護パイプを一本ずつドライブパイプと同じ長さに切ります。
内部ドライブパイプにグリースを塗布し、保護をドライブシャフトに取り付け直します。
機械上でドライブシャフトの伸縮時最短と最長の時の長さをチェックします。
故障かな、と思った時の対処
フォークアームの磨耗
作業角度が大き過ぎる
• 作業角度を縮小させます。
• ジョイント角が 45° を超える場合、PTO の連結を外します。
フォークの変形
トルクピークが過剰または衝撃荷重がかかり過ぎている
• 負荷が過剰にかかったり、PTO に無理な負荷がかかったりしないよう注意してください。
• トルクリミッターの機能状態を確認してください。
クロスアームの破損
トルクピークが過剰または衝撃荷重がかかり過ぎている
• 負荷が過剰にかかったり、PTO に無理な負荷がかかったりしないよう注意してください。
• トルクリミッターの機能状態を確認してください。
クロスアームの磨耗が激しい
負荷が過剰にかかっている
• 機械の使用説明書の中に記載されている速度及び動力制限を超えないでください。
潤滑が充分に行われていない
• 項目 37 の解説を参照してください。
伸縮パイプが抜け落ちてしまう
伝動装置が伸び過ぎる
• カルダン伝動装置が極端に伸び過ぎないようにしてください。
• 据付固定機械の場合: 機械に対するトラクターの配置を項目 10 で解説されたような伸縮パイ
プの重なり合いが保たれるよう調整します。
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