Nikon 28-70mm-f-28D-ED-IF-AF-S-Zoom-Nikkor User Manual
Page 8
![background image](/manuals/429291/8/background.png)
8
Ch
J
E
G
F
S
IT
Ck
ズーミングと被写界深度
オートフォーカス撮影を行う場合は、ズーミングリングを回転させ構図を
決めてから、ピント合わせを行ってください。M(マニュアルフォーカス)
モードではどの焦点距離でもピント合わせは行えますが、望遠側にするほ
ど像が大きく、被写界深度も浅くなるので合わせやすくなります。プレビ
ュー(絞り込み)機構を持つカメラでは、撮影前に被写界深度を確認するこ
とができます。
注)このレンズは、光学特性上1.4m以下の近距離ではズーミング動作に伴いピ
ントが変化します。したがってカメラのフォーカスモードがC(コンティニ
ュアスAFモード)以外の場合は、ズーミング動作を行った後に再度ピント
合わせを行ってください。
赤外指標について
モノクロフィルムで赤外線撮影する場合には、ピント合わせを補正する必
要があります(カラーフィルムの場合は、補正の必要はありません)。
距離目盛基準線の左側の白点は、焦点距離28mm/50mm時の補正位置
指標です。
まず、マニュアルでピントを合わせ、そのときの撮影距離を白点に合わせ
直してから、赤外撮影用フィルター(R60)を付けて撮影してください。そ
の他の焦点距離での補正位置は、下表を参考にしてください。
焦点距離
補正位置の目安(距離目盛窓上の展開長で)
28mm
3.0mm(白点)
35mm
2.2mm
50mm
1.3mm(白点)
70mm
0.8mm
最小絞りロックレバー
プログラムオートやシャッター優先オートによる撮影時は、絞りリングを
最小絞りに固定しておくことができます。まずレンズの絞りリングを回し、
最小絞り(最も大きい数値)を絞り指標に合わせます。次に、最小絞りロッ
クレバーを絞りリングの方向にスライドし白色指標とオレンジ指標を合わ
せます。これで絞りリングは最小絞りでロックされます。ロックレバーを
反対方向にスライドするとロックは解除されます。
(図2)