バイパス、ミュート, チューナー – Vox StompLab IIG Modeling Guitar Effect Processor Pedal User Manual
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をコントロールし、プログラム切り替え後もペダルを操作するまでプロ
グラムの音量が変化しないようにする場合は、[AMP/DR](AMP/DRI
VE)のLEVELを操作対象にしてください。
バイパス、ミュート
バイパス(ノイズ・リダクションを含めすべてのエフェクトをオフにする)
やミュートは、ギター・アンプの設定をしたり、ライブ中にチューニング
をしたり、ギターを取り替える場合などに便利な機能です。
バイパス状態にする
プログラム・アップとプログラム・ダウンのペダルを同時に押すと、すべ
てのエフェクトがバイパスされます。このとき、プログラム/バリュー・
ディスプレイに「– –」と表示されます。
ミュート状態にする
プログラム・アップとプログラム・ダウンのペダルを同時に1秒程度押し
続けると、出力がミュートされます。このとき、プログラム/バリュー・ディ
スプレイに「_ _ 」と表示されます。
どちらの場合もオート・クロマチック・チューナーが起動します。バイ
パス、ミュートを解除するには、プログラム・アップもしくはプログラム・
ダウンのペダルを押します(プログラムは変更されません)。
チューナー
StompLabは、オート・クロマチック・チューナーを内蔵しています。
このチューナーは、基準ピッチAの周波数を438Hz ~ 445Hzの範囲で
調整(キャリブレーション)できます。
チューニングの方法
1.
バイパス、ミュート状態にするとオート・クロマチック・チュー
ナーが起動します。
ライブ中など音を出さずにチューニングしたい場合は、ミュー
ト状態にするとよいでしょう。
2.
接続したギターの弦を弾くと、一番近い音名がプログラム /
バリュー・ディスプレイに表示されます。
音名は次のように表示されます。
C
C# D
D#
E
F
F#
G
G# A
A#
B
3.
チューニングが高いときは、チューナー♯ LED が点灯します。
チューニングが低いときは、チューナー♭ LED が点灯します。ど
ちらの場合も点灯が明るい程大きくずれていることを示します。
チューニングが合うと、チューナー・センター LEDだけが点灯
します。
チューナーのキャリブレーション調整
内蔵チューナーの基準ピッチ(ピアノ中央Aの周波数)を調整します。
基準ピッチは438Hz ~ 445Hzの範囲で変更できます。
変更したキャリブレーションは電源を切ると無効となります。再び電
源を入れると自動的に440Hzになります。
1.
チューナー起動中に▲または▼ボタンで基準ピッチを変更しま
す。
プログラム/バリュー・ディスプレイに基準ピッチが表示され
ます(38 ~ 45:438 ~ 445Hz)。