Enduro.slショックのセットアップ – Specialized AFR Rear Shock ENDURO SL User Manual
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ENDURO.SLショックのセットアップ
サグのセッティング(A):
1.
添付のエア圧表を参照し、記載のエア圧を基点にしま
す。高圧対応ショックポンプを使い空気を入れます。
ゴム製のOリングをシールに押し付け、静かに乗車し、静
かに降車します。ショックシールとOリングの間の距離(
サグ)を測ってください。
求めるサグ量(6ページの手順またはエア圧表下部に
記載された数値で確認できます)になるまでエア圧を調
整します。
ライディングスタイルや地形によってエア圧は異なる場
合があります。
リバウンドの調整(B):
2.
赤いノブ(下図参照)によりリバウンドダンピング(ショッ
クが縮んだ状態から復元するスピード)を調整します。
ノブを時計回りに回せばリバウンドは遅くなります。(低
速、大きな段差向き)
ノブを反時計回りに回せばリバウンドは速くなります。(
高速、小さな凹凸向き)
コンプレッションの調整(C):
3.
Specialized.AFRショックにはスパイクバルブが搭載され
ており、ショックのコンプレッションを最適化しています。
ロースピードコンプレッション(ライダーの挙動によって
惹き起こされるピッチング、ダイビング)は青いレバーで調
整できます(下図参照)。レバーは1(柔らかい)から4(固
い)まで調整可能です。.
レバーを時計回りに回せば、より固く効率の良い乗り心
地になります。4のセッティングの時にはショックユニット
上部からこの数字が読み取れ、F(Firm<固い>の略)の
文字がレバー上に見えます。
レバーを反時計回りに回せば、よりしなやかな乗り心地
とより優れたトラクションが得られます。1のセッティング
セッティングの時にはショックユニット上部からこの数字
が読み取れ、S(Soft<柔らかい>の略)の文字がレバ
ー上に見えます
注意:スパイクバルブシステムはハイスピードコンプレッション時
のオイル透過を制御するプリセット型の装置です。これにより高
速作動時(路面の凹凸による入力)に多量のオイルを
逃がし、ショックが突っ張ることを防ぎます。ロースピー
ドコンプレッションノブはスパイクバルブのバイパス回
路を調整します。
ライダーの体重
エア圧
(PSI)
lbs
(kg)
90-100
(41-45)
70-80
100-110
(45-50)
80-90
110-120
(50-54)
90-100
120-130
(54-60)
100-110
130-140
(60-64)
110-120
140-150
(64-68)
120-130
150-160
(68-73)
130-140
160-170
(73-77)
140-150
170-180
(77-82)
150-160
180-190
(82-86)
160-170
190-200
(86-91)
170-180
200-210
(91-95)
180-190
210-220
(95-100)
190-205
220-230
(100-104)
205-215
230-240
(104-109)
215-225
240-250
(109-113)
225-235
250-265
(113-120)
235-250
265-280
(120-127)
250-265
280-295
(127-134)
265-280
アイトゥーアイ長:.200.mm
ショックユニットストローク.:.57mm
推奨サグ:.18-33%.(10-19mm)
Travel:.150mm
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