Blackstar Dept. 10 Dual-Drive Pedal User Manual
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最初は、ISFを12時の位置に設定し、Bass、Middle、Trebleを好みに合わせて調整
することをお勧めします。その後、自分の好みの音になるまで、ISFを時計回り/反時
計回りで徐々に調整してみてください。
9. Gain 2
チャンネル2のオーバードライブやディストーションの量を調整するコントロールで
す。ゲインコントロールを時計回りにして上げていくと、よりオーバードライブなサウン
ドになり、クランチ・トーンを経て、最大値では完全に歪んだリード・トーンになります。
10. Level 2
このLevel2コントロールは、ペダルのチャンネル2の全体的なレベル、またはボリュー
ムを設定します。必要なドライブ量を得るために、このLevel2コントロールとGain 2
コントロールと連動して調整する必要があります。通常では、低いゲイン設定ではボリ
ュームが大きくなり、高いゲイン設定ではボリュームが小さくなります。
11. Cab Rig Switch
3つのCab Rigから1つを選択することができます。無償ソフト「Architect」を使うこ
とで、Cab Rigの設定を詳細まで音作りして読み込むことができます。
12. Valve Guard
このガードを通して、ペダルの心臓部である真空管ECC83を見ることができます。
警告:固定ネジやガードを取り外さないでください。内部にユーザーが修理できる部
品はありません。
13.
Channel 2 Crunch / Overdrive Mode Switch
このスイッチにより、チャンネル2をクランチ・モードとオーバードライブ・モードに切り
替えることができます。
クランチ・モードは、軽いクランチから中程度のブレークアップまで、非常にダイナミッ
クな音作りができます。Overdriveモードに切り替えると、より高いゲインとサチュレー
ションが得られ、サウンドの存在感が高まります。
14. 出力
この出力は、他のペダルのインプットや、真空管アンプ、ソリッドステート・アンプ、もし
くはデジタル・アンプやハイブリッド・アンプの入力に接続するために設計されていま
す。ノイズに対して最高のパフォーマンスを得るためには、他のエフェクターとの組み
合わせの中でオーバードライブ・ペダルを最初に置くことをお勧めします。内蔵のバッ
ファー/ラインドライバーは、長いケーブルや大型のペダルボードを使用する際に音
質を維持するのに最適で、ワウ・ペダルのような低インピーダンスのペダルも駆動でき
ます。シールド・コードは必ず良質なものを使用してください。
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上面図
1. 入力
ギターからのシールド・ジャックをここに差し込みます。必ず良質なシールド・コードを
使用してください。
2. Gain 1
このコントロールは、チャンネル1のオーバードライブ、またはディストーションの量を
調整します。ゲイン・コントロールを時計回りに回していくと、クランチ・トーンを経てよ
りオーバードライブされたサウンドになり、最大値では完全に歪んだクランチ・トーン
になります。
3. Level 1
Levelコントロールは、ペダルのチャンネル1の全体的なレベル、またはボリュームを
設定します。このコントロールは、必要なドライブ量を得るために、Gain 1コントロー
ルと一緒に調整する必要があります。通常では、ゲインが低いときはボリュームを大き
く設定し、高いゲイン設定ではボリュームは小さくなります。
4. Channel 1のClean/Crunchモードスイッチ
このスイッチにより、チャンネル1をクリーン、またはクランチ・チャンネルに切り替える
ことができます。クランチ・チャンネルは、レベルを上げて、ゲインを低く設定すること
で、クリーン・ブーストとして使用することもできます。すでにオーバードライブしている
アンプに、さらにサチュレーションを加えることができます。
5.Bass
Bassコントロールは、トーンに含まれる低音域の量を調整します。このペダルには、
高度なトーン・シェイピング回路(チャンネル1とチャンネル2で共有)が搭載されてお
り、反時計回りではタイトなサウンド、時計回りに回すとウォームなトーンにすること
ができます。
6. Middle
中音域の量を調整します。中音域は、トーンの「ボディ」の量を得るために特に重要で
す。Middleコントロールを左に回し切った最小の位置に設定すると、サウンドはアグ
レッシブでスクープされたものになり、激しいリズム・プレイに最適なトーンになりま
す。Middleコントロールを上げると(時計回り)、サウンドの「ボディ」の量が増え、サス
テインのあるリード・ギター・トーンに適した音になります。
7. Treble
Trebleコントロールは、サウンドの高音域を調整することができます。コントロールを
左に回した低い設定では、サウンドは暖かく、暗い印象になります。コントロールを右
に回してTrebleコントロールを上げていくと、サウンドはより明るくなります。最大設
定では、アグレッシブで歯切れの良いサウンドになります。
8. ISF(Infinite Shape Feature)について
特許取得済みのISFコントロールは、Bass、Middle、Trebleの各コントロールと連動
しており、好みのトーン・キャラクターを選択することができます。完全に左に回し切っ
た状態にすると、タイトなボトムエンドとアグレッシブなミドルを持つ、アメリカン・サ
ウンドになり、時計回りに回し切ると、より「ウッディ」でアグレッシブさを抑えた、ブリ
ティッシュ・サウンドになります。下の図をご覧ください。
Japanese
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